二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

決断

2012-07-26 19:04:47 | 徒然に想う
こいつ、寝坊助の無鉄砲。明るいってのに、まだノソノソ幹を登っていやがる。いいのかねェ。

羽化が終わるまでどれ位時間かかる? 飛べるまで身を危険に曝すこと、分かってる? 明るくなって羽化するのと暗いうちから羽化するのでは、明らかに鳥たちに見つけられやすさが違うよね。明るいほうが明らかに危ない。

あることを目指すのにいつ始めるか。リスクが大きくなる前に始めるか、大きくなってから始めるか…。「あること」に対して何らか不安がある(選び決断するとき、なにも不安がないはずない。新しい世界なら尚更で、不安があるからこそ「決断」する)なら、早めに着手したい。余計なリスクなぞ背負いこむなんてありえない。

しかし、こいつときたら、その反対をしているではないか。花の開花のように、そこには理屈抜きでそうさせる何かがあるに違いない。じぁ、庵主の下した決断は、何だろう。決断した過程が、花やこの蝉の行動と同じ意味を持つだろうか。それとも、まだ打算や他人や何かへの依存を背景にしているのだろうか。「早めに」とは、何を想定してるんだろか。はたまた、機が熟しているから理屈抜きなのか…。明日、こいつの抜け殻が見つかるよう!





今日の一枚:神社の御神木の一本。地面から1.5メートル位。五時十分頃。




 

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