二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

恐れ…

2008-12-12 19:30:52 | 徒然に想う
先週東の空に火星かと書いた星の正体を探り出した。赤っぽく見えたから、火星かと思っていたら、土星だった。夕方には西の空低く金星や木星が良く冴える。明日は満月。朝の青白い闇のなか、ホルストの「惑星」。

…あの恐怖感はどこから来るのだろう。鳥たち、犬や猫たち、樹木、草たちなどはそんな事を感じまい。彼らと同様に生き朽ちていけたら、どんなにいいか・・・。

Webで調べると、ホルストは「惑星」を1914年から教職の合間の余暇として2年間かけ、占星術に傾倒した時期の経験をもとに生み出したと出てくる。つまり彼は、天文学的なイメージではなく、占星学で説かれている物に基づいて再現してみようとしたことになる。ところがどうだろう、朝や夕のあの惑星たちの輝きを見ると、曲から連想されるイメージとピッタリだ。占星術が仮に、はるか昔から星に対する人間の恐れに基づくのであれば、ありうる事かも知れぬ。それは洋の東西を問わず、不偏…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿