二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ありがたや、ありがたや

2016-01-22 19:42:03 | 徒然に想う

久しぶりに上がった山、苦虫を噛み潰したような顔をしてたんじゃないだろうか。エンドウ、ソラマメ、ミズナ、みーんな、ペチャンとしてる。文旦の葉もおかしい。黄色いのは分かってる。が、多くの葉が弱々しくそっくり返ってる。テイツとザイガーの本を思い起こすと、何らかのストレス状況に置かれると、そんな状況になる。水分? いやそれは十分だろう。まった、肥切れがひどくなった? なぜ? ドンドン不安になってきた。K兄のブンタンは? 

断って、K兄の果樹園に入る。ゆっくり眺めてると、安心してきた。自分のところだけじゃなく、ここもそっくり返ってる。となると、肥切れなどが原因じゃない。「寒さ」だ。暖かな日々が続いて所に19日のようなドカ雪を降らす寒波。これに対し、木が反応・・・。蒸散を続けると、最悪葉の表面が凍りかねない。だから、自己防衛のため、蒸散を減らすために、丸まった。なるほど。K兄が上段の果樹園から下りてこられた。「寒さだね。葉を落とし始める。全部落ちても枯れるのとは違うから、大丈夫だ」。

この集落に来てからほぼ二か月が経つ。が、まだ部屋の中に段ボールが積まれ雑然としてる。山は・・・、もちろん頭にないわけじゃない。会う日と会う人、口を揃えて「すごかった。ここに来て、こんなに積もったのを見たことがない」「昭和37年ころ、あったか。その時は、沢山じゃなく、1ヶ月位降ったりやんだり」「ずっと昔に、一回あったか・・・」。そんな雪に、シャンとしてるとは思えない。でも、ついにというか・・・。庭にも不燃物が転がってる。さすがに、いい加減にしなきゃと思い、昨日片付けに一日費やした。そのゴミ出しに午前中使って、午後になり山に上がったのだった。

ブロッコリーを見てて、あれ? どれもが雪に重みに葉がベタっとなってる。でもさぁ、どの株にも同じような葉がある。

一枚か二枚、ベタッとならずそっくり返ってるのがある。

あたかも、生長点を、つまり花蕾ができるだろう所を覆うように見える。雪に対し自己防衛をした? ヒャー、すごいもんだね。こう目の当たりにするとどこにそんな機能がし込まれてるのか驚くしかない。テイツとザイガーの本に何がかかれていようが、まさに「百聞は一見に如かず」。勉強になります、はい。

えっ、そうなん! この週末から月曜にかけ、寒くなるだけじゃなく19日くらいの積雪だとぉ? う~ん・・・、どうしょう。ポンカンを道の駅「おち駅」に出そうと用意してるが、予定変更しょうか。これまでの週末は悪い予報はなく、ありがたいことにそれぞれ10パックほど買ってくださった。今回も同じ10を用意したが、19日の雪のイメージがある。出足はにぶるだろ。今までのように置いても、どうか。えーい、ままよ! 勉強だ。予定通り出荷してみょう。

 

 

 

今日の一枚:14時過ぎ山から川を見る。車道はほとんど解けたが、まだ砂地の川原にはたっぷり雪が残っている。

 

 

 

 


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