二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

バターの謎

2014-11-18 17:52:17 | 徒然に想う
いくら世相に疎く、不勉強な庵主でも、バターが足りなくなっているのは知っている。政府も何千トンという単位で緊急輸入したとか。それでも足りず、ケーキ屋さんではマーガリンとバター半々にする、パン屋さんではクロワッサンを焼くのを週一回数限定な状態になっているらしい。原因は原料の生乳が足りない。

今朝のNHKのニュースでは、後継者不足の対策として、スケール・メリットを生かせるよう大規模化が進んだこと。そこに人件費の負担が増え、かつ設備を動かす重油代、飼料代の高騰という問題が重なる。結局、縮小せざるを得なくなる。自然、生乳が減る…。

あれ? 二年前か三年前位、牛乳が多すぎて価格が下がり、価格調整の為捨てなかっただろうか。記憶違いなら恥ずかしい限り、だが、そんなニュースがあった。

今朝の解説を聞いていて、気になったのが、乳牛の数の資料。ところが、乳量のデータは出てきたが、聞き落としたか、この資料が提示されなかった。だぶついた牛乳の価格を下げないようにするため、“頭数”を減らした。どう減らしたか。実質の頭数はかえない。ただ、若い次世代を育てない、今“頭数”としてカウントされる世代の年齢がかさみ乳量が減ってきた。この“頭数”を管理する策にホントのところが潜んでいるのではないだろうか。





今日の一枚:大豆の収穫と脱粒の準備をしていたとき見つけたバッタの脱け殻。11時ころ、大豆の畝にて。

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