先週の金曜日、センターでお茶摘みをすることは書いた。で、少し分けてもらいお茶へと加工してみた。今回試してみた手順の概要は次の通り:
- (一針三葉あたりで刈り取った)葉をブルーシートに広げ、萎れさせる(発酵させる)。
- 揉む。
- 1から2を数回(一日に一回やってみた)繰り返す。
- 乾燥させる(ホットプレートにアルミ箔をしき、その上にクッキングペパーを広げ、少量のせてゆっくり温度を加える。目安は茶色味がかった葉が黒くなる)。
チャの加工過程には、三種類あるんだそうだ。緑茶のような発酵させないもの、紅茶のような発酵させるもの、ウーロン茶のような紅茶と緑茶の間のようなもの。緑茶は摘むとできるだけ早いうちに蒸してしまう。紅茶の場合、蒸さずに萎れさせる(葉が緑から枯れたような茶色になる)、このやり方を真似してみたわけだ。
意外に、できるもの、である。むろん、素人の手作りものだから、手前みそにもなるし、再現性、均一性もない。しかも、さほど味覚も優れているわけでもないから、どんなものであるか、正体は全く見当がつかない。が、ちょっと甘いニュアンスを感じる紅茶のようなものに仕上がった。しいて言えば、この紅茶の客観的な特徴は、新芽を使った一番茶であること。センターでも研修の対象でないために、農薬など一切使ってないこと。おそらく化学肥料なども、対象外だから使ってないだろう。
ん? つまり、無農薬栽培のチャを使った紅茶ってことだ。
これはうまいに違いない!
人様に飲んでいただくようなものではない。ひそかに一人楽しむが、試してやろうという勇気ある方いらしたら連絡ください。もちろん少量しかないので、お届けできるかどうか保証できません、超限定です。
キャベツの苗が丸まりだした。それと同時に虫たちの食”害"が出始めた。
今日の一枚:完成した紅茶、茎も入っているし、味の保証なんてもちろんできない。20時ころ作業に使った寮の談話室にて。