二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

肥料について

2015-02-11 10:15:19 | 徒然に想う
小川町町の畑、元肥のみ、それ以後肥料を一切入れてない。それは、自然林を見たとき、肥料が一切無くとも木々は育つ。ひたすら葉を落とし、動物、鳥たちを呼び寄せ、養分を循環させる。それで十分ってわけだ。畑だって同じこと、つまり、肥料を入れる必要はない、という理屈だ。

ただ、畑は野菜という形で養分が外に出て減る。そこで補う為に、白クローバーを緑肥、草を刈り取ってはマルチ、そして肥料、残渣をそのまま返すというやり方をしてきた。

今回の堆肥作り、土作りの講習会、集まって来る人たちのことだから、有機、自然農という点で、思考が似ている。そんな人たちと同じテーマで集まれる。夜の懇談会も盛り上がったし、新たな知り合いも増えた。

この講習会の成果。残渣の使い方、これまで「そのまま戻して」きた。ここに改良する余地がありそう。養分に戻る時間。森の中でさえ、直ぐ養分になるわけじゃない。だから、例えば、資材はその畑に限るが、それで残渣を堆肥化する。そうすることで養分になる時間を短くさせられる。もう一つ、資材の取ってくる範囲。畑のある地域内で循環させる、地域内ならよしと広げる。つまり、野菜が育つ土はそこだけの環境から出来たのではない。周囲の環境が育んで来たもの。どんなものだろう…。多くの人と知り合え、こんなことも考える機会となった。実にいい時間であった。






今日の一枚:昨日の帰り道、17時ころ。