二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

出掛ける

2015-02-09 00:02:25 | 徒然に想う
知らない土地に出掛けるのはなかなかどうして楽しいものである。窓から見える風景の真新しさから始まって、勝手が分からずキョロキョロしたり、オロオロしたり。電車の形、乗客の雰囲気などの違いもいいものだ。

今日から二泊三日で、三重県で堆肥作りの講習会に参加する。自分の目指す世界でどれだけ必要な技術になるか判らぬが、要らないものじゃない。本じゃなく、しっかり専門家から理屈などを伺っておこうというわけだ。

心配症なのか。決まって出掛ける間近まで、何か忘れてるんじゃないかと恐怖感の様なものをいだく。大概は玄関を一歩でめ出てしまえば、消え去ってしまう。だが、酷いときには、電車に乗っても続く。持ち物ではない。ガス、兎に角、火に関することが気になる。確かめたつもりでも、リスクがあると思ってしまう。

新たなことを始めるとき、必ずリスクがある。そのリスクに苛まれ…。そう、正直不安になる。しかも、3月からの生活のことを思えば、自分の中で退路を断っているつもりだから、尚更強く感じるのかもしれぬ。強がりたくもないし、自分を偽りたくもない。出発を今月最終週に迎えるにあたり、ちょっと心境を残しておこう。

《野仏の 視線の先に 梅一輪》





今日の一枚:榊原温泉口駅にて、12時半頃。