二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

小さな使徒

2014-11-12 16:05:26 | 徒然に想う
昨日晩酌しながら「クローズアップ現代」を見ていた。お一人様の「老いの暮らし」の中でのペットのことが話題。一人ではさびしいだろうと家族が贈ったり、さびしいからと飼い始める。やがて、ペットが家族化する。これが問題を引き起こしかねないんだそうだ。

ペットは自分の家族だから、臭いなど気にならない。が、周囲には迷惑。ペットがいることで心安らぎ、家に閉じこもってしまう。近所付き合いが希薄になっていく。最悪のケース、孤立死なんて悲しい最期も起きてしまうとか。

だが、どうも、ペットの家族化は両刃のよう。

自分にもしものことがあったら、残こされたペットはどうなるか。そのケアをめぐり、自ら知り合いを増やしていく人たちがいるという。ネットワーク作り、周囲の社会と関係を作り始める。孤立化とは正反対、人間関係が再構築されるんだそうだ。

昨日の「キレる老人」問題の解決する手立てとして、希薄な人間関係を広げるよう手助けする、という意見を紹介した。このペット、うまくいけば、この手助けの有効な方法のひとつになるかもしれない。晩酌のアテには重いテーマだったが、つい見入ってしまった。






今日の一枚:タカノツメ、まだ収穫してないのがある。その株の一つ。収穫したのが、鬼のようにある。三時半ころ。