二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

弁当のこと

2014-11-02 16:41:52 | 徒然に想う

「おにぎらず」。三角や俵型ではなく、サンドイッチのご飯版のようなおにぎり。手を汚さずにできるんだとか。はじめ、おにぎりを作るのに、手が汚す・汚さないってどういうこと? と意味が解らなかった。作り方を見て合点がいったのだが、なかなか。このやり方、20年近くまえ、1990年に漫画の「クッキングパパ」で紹介されたもの、とか。最近、庵主でも気付くくらい、料理サイトをぎわせている。

ご飯を海苔にのせ、巻き寿司のように延ばす。そこへおかず(好きな具)をのせ、またご飯を重ねる。あとは、海苔を巻くのではなく、たたんでしまえば終わり。これだと長方形に仕上がるが、正方形にも最初のご飯の置き方で何とでもなる。具も定番の梅干しやオカカばかりでなく、時期によって食中毒が怖いが、何でも入れられる。

昼時や夕方惣菜屋さんやスーパーのコーナーを通ると結構はやっている。もちろん材料をそろえ手間をかけてなんてよりもずっと効率的。忙しい人には便利。それは解らなくないが、毎回どうしてだろうと考えてしまう。それこそ人間は食べたものからできる。自分への投資、子供らへの投資である。そこに、効率性、利便性を優先して、時間を惜しむ。惜しんでいるように見える。仕方ない、では済ませたくないところ。

おにぎりと漬物を畑に持っていって、それでランチにすることがある。ほとんど具は梅干し、もちろん飽きるし、お腹が膨れるだけ。投資にならない。で、おかずを持っていこうかと思うのだが、弁当箱を使うのもと、つい…。このやり方をすれば、おかずとご飯と海苔を用意、でしっかりした弁当の完成となる。…おかず、か。おかずは前日の夜に用意しておき…。うん? 待った、それなら、単に弁当箱に詰めた方が早いじゃないか。

 

 

今日の一枚:蜘蛛の巣がきれいだった。雨の翌日は、こんな光景にであえる。どうも、山は雪。久しぶりに見た富士山、八合目あたりまで白くなっていた。昨日の10時頃、ビーツの草取りをしていた時。