二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

蟻と…

2014-05-20 17:19:51 | 徒然に想う

草も野菜も、この日照り。大きくなれない。しかし、順調に成果上げてくれ、盛りを過ぎそうだったり、マチュアーしそうだったり。次を考えなければ…。と、いうわけで、今日は棚卸し、畑の状況をスナップショット。今日の現状を記録。

その最中のこと。種を採れるかとわざと残したほうれん草の先端近くで見つけた。蟻が一匹、蜘蛛に果敢に挑んでいる。自身の二回りも三回りも大きな相手に何度も、何度も。いくらなんでも、そりゃないだろう、そんな無茶ないなと、結果を見たくて、見入ってしまった。

携帯のカメラでは写せない小さな世界の戦い。デジカメで狙う。それでも、なかなか決定的なところは、風も強くて、ピンとが合わぬ。

よく見れば、蜘蛛が蟻をくわえている。挑んでいるだけでなく、仲間を助けようとしている、ようにも見える。事実、くわえられている蟻の足を引っ張ったりしてる。昆虫が仲間を助けたいという感情を持ち合わせている…。信じ難いが、そんな光景として映った。他のエリアを確認して戻ると、決着がついていた。いくら貪欲さを持ち合わせていても、仲間意識が強かろうが、捕食者と被捕食者の関係は崩しようがない。蜘蛛はゆうゆうと二匹の蟻を我が物にした。

  

 

 

今日の一枚:1520頃、ラブリー・キャロットの間引きをした。その間引き菜の美味しいこと。まだまだ、線が細すぎる。でも、何よりも、ずっと美味しい。