畑から家までの約90分、「五月の雨」と決めて、十句に挑戦。
≪さつき雨 待つ手に鶏糞 一握り≫
≪さつき雨 待ちし農夫の 笑顔かな≫
≪さつき雨 通りし後に 土の波紋≫
≪雨よ降れ 土埃舞う 五月かな≫
≪さつき雨 相合い傘に ポツポツと≫
≪風流れ 額に一つぶ さつき雨≫
≪五月雨を コウモリ越しに 耳澄ます≫
≪五月雨を ポツリポツリと 合羽ごし≫
力及ばず。写生だけでなく空想が多いのは観察力がないから。夕飯のあと、風呂に入り、「病床六尺」を読了。亡くなる直前まで維持される俳句と絵に関する強い感性。時折出てくる病苦の写実。「病床六尺」を綴るからこその強さなのか、何なのか…。
≪出る時の 傘に落ちたる 菖蒲かな≫
を8月30日の記載に見つけた。
≪子規の知る 五月雨の意味ぞ まだ知らず≫
今日の一枚:ジャガイモ(アンデス・レッド)の花。試しに畝に手を入れてみれば、1センチほどの芋を見つける。花が咲く、芋に蓄えたエネルギーを他に回す気がする。掘ってしまうべきか、待つべきか。11時前。
二畳庵の畑に向かう筋にある畑で、軽トラからなにやら下ろしている。リーフレタスなどがズラリ。聞けば、
「明日、雨とか。今のうちに、鶏糞蒔いとくんだ」
確かに! 庵主は肥料やりはしないが、枝豆とトウモロコシを蒔いてきた。
早く上がって、雨乞いしよう。
《さつき雨 待つ手に鶏糞 一握り》
今日の一枚:今日の収穫。大根を試しに。14時半頃。500円玉で大きさを。
「明日、雨とか。今のうちに、鶏糞蒔いとくんだ」
確かに! 庵主は肥料やりはしないが、枝豆とトウモロコシを蒔いてきた。
早く上がって、雨乞いしよう。
《さつき雨 待つ手に鶏糞 一握り》
今日の一枚:今日の収穫。大根を試しに。14時半頃。500円玉で大きさを。