二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

第二回お四国参り-第二十五日

2013-10-10 16:58:48 | 遍路

風、風はいいのですが、雲は積乱雲、日差しは夏。高層雲なんて微塵も見られず、天高くなんてありません。秋は暦の上だけ、まったく…。水分を取っても、あっという間に体から抜けていきます。

南予に入って南天が、コスモスが目に付くようになりました。徳島、高知と多少植生は異なるでしょう。が、大きくは…。となると、時季が変わって行ってるんですね。

《南天の 実集まれば 華となる》


気付けば、明日からいよいよ久万高原にアプローチ。南予や足摺岬辺りの静かなところは、しまったという位簡単に過ぎさってました。久万高原はそうならないようにせねば…。

鳥坂トンネルはパス。峠越えをしました。56号線の音が途切れると素敵な世界。前回のトンネルの中での惨めな思いはせずすみました。倍くらい時間かかりましたが、絶対にいい。雨じゃなければ、お勧め。驚いたのが札掛大師堂…。朽ち始めてました。巨大な伽藍を持つとこもあれば、もう地名でしか残りそうにないところもある。

明日は内子を抜け、ヒワタ峠と農祖峠の分岐点近く、落水大師の側でお豆腐を楽しんで一泊です。

暑いせいか、30キロを越え歩こうという気力がなかなか沸いてきません。しかも、暑い、どっか涼しいところはと探してるだけ。何も考えられない。まさか、疲れが貯まってきた…とか。






今日の一枚:宇和町で見かけ南天。10時頃。