朝起きてると、静か! これはシメシメと思った瞬間、ザァザァ-。こんなのが繰り返す。早出のため用意して頂いたおにぎりを頬張りながら、これでは篠山詣では無理かと、雨具フル装備。
《虫の音と 雨音混ざり 見えぬ空》
56号線に出て、宿毛トンネルにお遍路さん。迷っているのか、地図を何度も止まっては確認してるよう。挨拶し聞いたら、雨のため松尾峠を断念。雨具を着て、56号線を一本松町までぬけるそう。篠山詣でに挑戦してきますとお別れしました。内心、無理と思いながら…。
332号線に入り、しばらく行って、場所を確認しませんでしたが、小父さんが玄関先に。篠山に行けますかね? 大丈夫じゃろ。さらに御座所という集落に進みおっちゃんに聞いてみた。大丈夫じゃろ。地元のおっちゃんたちから、大丈夫じゃろと言われると…。
行って良かったです。雨は降ったり止んだりを繰り返します。それが木々をベールのように包み込んだり、谷と谷を雲となり上がり下がる…。幻想的でした。はるか彼方、見下ろしたところに棚田。これは、歩いてれば、見つかるなと確信を深め…。
《幾重にも 白雲の竜 秋山かける》
明日は40番でお参りし、津島町の満願寺を経由して津島町岩松に泊まります。
今日の一枚:篠山神社から下る最中、13時過ぎ。