義母の心配

年末は、腰痛を訴えるので、
湿布やコルセットを病院に
持っていきました。
病院に居るのに、過保護なことですが、ずっと、痛い、痛いと言うので。

きょうは、
腰痛が治っていましたが、
義母は、
「今は、痛くないが、また、痛くなるだろうか」

と、心配していました。

まるで、空がいつ墜ちるか心配する昔話の人のようだなあと思いました。いつも、なにかしら心配なのですね。

きょうは、新しい靴を買って持っていきましたが、
靴の後ろを踏んづけてしまわないかと心配しはじめました。

踏まないように気を付ければ良いからね。今度は、靴滑りを持ってくるからねと約束しましたが・・・・・。

天覧相撲

2017年、初場所、初日

天皇陛下ご夫妻が、
大相撲を
ご覧になりました。

五時に、入場され
最後の取り組みまで
ご覧になり、退場されました。

退場される時は、
観客は、総立ちで
拍手でお見送りしました。
陛下は、にこやかに、
何度も頭を下げられ
お手をふられました。


平和でありがたいなあと、
つくづく思いました。

2017年

うかうかしていると
時が、飛ぶように過ぎていきます。
カレンダーに、印をつけて
ないと、忘れそう。

代わり映えのしない日々に
やるべき事を書き込みます。

ついでに、手帳に
やりたいことを
書き留めます。


やるべき事が
山になり
やりたいことを
諦めてしまう事がないように

ねえ、
忘れてしまわないように。

母と暮らせば

2015年の映画、気になりながらみすごしてしまい、

今年になり、テレビで放映されたのを録画して、やっと観ました。

長崎で被爆し、消失してしまった息子を諦めきれず、
息子の恋人と共に、待ち続けた母が、終戦後三年を経て
諦めることを決意した日、
息子の亡霊が、現れる・・・・・

「原爆は人が、兵器として使ったものだから、自然災害ではない。

戦争は、人間が防げるはずだ」という母の言葉が、胸に響きました。

切なくって、ひとりで泣きながら観ていました。

自分でも気づかぬうちに、骨さえも残さず、消えてしまった人達の無念、

遺族の悲しみ、生き残ってしまった悲しみ、手足を失った戦士の悲しみ・・・・

声高に表現しているわけではないのに、

優れた映画人の方々の、声なき声まで聞こえた映画でした。