遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

アンナ・カレーニナ

2013-04-04 | Weblog
映画「アンナ・カレーニナ」を観てきました。
重い内容を、華麗な演出で魅せます。
絵巻物でも見るように引き込まれて観ていました。
シーンの転換が素晴らしくって、タイムマシンで140年前の世界を
覗き見ているようでした。

ロシアの文豪 トルストイが 貴族の禁断の恋を悲劇的に描いたのですが、
恋に落ちる信憑性が無くって、お互いに一目ぼれ。
そういえば「ロメオとジュリエット」も「タイタニック」も一目ぼれ?

夫のカレーニンが人格者で、素晴らしい。
一方 アンナは夫も子どもさえ捨てて、禁断の恋に墜ちていく。
当時の貴族社会では考えられないことです。

アンナは 服の着脱さえ使用人任せ。
子どもにも家庭教師や乳母などついていて、
アンナは人生のお客さんだったのでしょうか?
夫も、子どももブレーキにならなかったというのは
人生を生きていなかった?

深いことや  細かいことは度外視して
兎に角、別世界。
夢の世界。

舞踏会のシーンは素晴らしかった。
思えばあれが 恋の始まり?

綺麗な夢のような豪華なシーンが胸に残りました。
トルストイというより ファンタジーのような作品になっていました。

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