遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ

2021-01-29 | 写真
ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ
〜扉子と空白の時〜
三上延 作
メディアワークス文庫 刊

ヒロインは、栞子
いろいろあって
屈折して、
人付き合いが苦手な人
ただ、本については
人が変わる
洞察力が、素晴らしく
惹き込まれる。

登場人物が、
曲者ばかりで
綺麗事では済まない
シビアな展開の、
サスペンス。

読後も、
すっきりしなくて
後味の苦い話が多い。

それが、
現実に近い気がする。
世の中
甘くない
と、改めて思う本。

栞子さんの、
うんちくも、凄い。




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愛読書

2021-01-29 | 写真
「北村薫のうたあわせ百人一首亅

新潮文庫刊

折に触れページを繰る。
素晴らしい短歌に、出会える。北村さんの豊富な知識と感性に感服するばかり。

知らない歌に出会える喜びがある。

黒崎善四郎作
■朝にばか昼にばかばか
夕さればばかばかばかと
牛丼食らふ

■花冷えに傘さしくれし
をみなごは四十年前の
和服のあなた

■楽しみはベッドになじむ
妻見ればもう徘徊はあらずと知るとき

■楽しみはベッドの妻が
食欲の起こる食材を
求めたるとき

■楽しみはベッドの妻が
善ちゃんがそばに居ないと
駄目なのといふとき

■楽しみはベッドの妻が
いつまでも生きていたいと
微かにいうとき

■記憶なきベッドの妻を
見守れば雨降りやまず
さみだれの音

■秋の猫叱れば妻が涙ぐむ
か弱き顔を初めてみたり

■介護5のベッドに暮せど
妻はなほわれを支ふる
不思議な方です

■期せずして妻が死にたり
明け方の三時三分と
医師の告ぐ声

■装いし妻のなきがら車に
乗す美保さんの家にかえりませふね

■昨日の午後妻めづらかに手に触れし あれが別れの合図であったか

■あはははと笑へば
妻もあはははと笑ひ合いたる妻居らざるや

なんて、素晴らしい愛であろうか。涙、涙
認知症になっても
死んでも、ずっと寄り添う夫。素敵なご夫婦。

しかし、夫が先に亡くなった場合は、妻をみる人が居なくなる事もあると、考えると不安になる。


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読書

2021-01-29 | 写真
どこにも、行けないので
法事が済んでからは、
積ん読状態の本を引っ張り出し、読んでいる。


「ドクター・デスの遺産亅
中山七里作
角川文庫刊

テーマは、安楽死。
日本は安楽死が認められていないので、死ぬ権利や、
苦しまないで死ぬ事が認められず、苦しんでいる人が居る。当事者だったり家族が、精神的な苦痛、経済的な苦痛の中にいる。

大変デリケートなテーマなので、いろいろ考えさせられる。

オランダのように、安楽死が認められれば、未来に
安心が担保され、生きやすくなると、個人的には思うけれど、いろいろな考えがあるし………


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名古屋の気温

2021-01-29 | 写真
16時が、まさかの最低気温。雪が降り出し、びっくり。

そういえば、夜中にすごい風がふいて、怖いぐらいだった。
トイレの空気調節窓を
夜中に閉めに行ったら、
風の音がしなくなり、ホッとした。

こういうのが❲暴風雪]?
寝ぼけながら考えていたっけ。
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