遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

映画「彼らが本気で編むときは」

2017-12-22 | Weblog
荻上 直子 監督
生田斗真、桐谷健太、柿原りんか 出演

母が、また、小学生のトモを置き去りにして、男と出奔。
叔父のマキオの家にいくと
トランスジェンダーのリン子と暮らしていた。
リン子は、神様のいたずらで
女の子の心を持つ男として生まれ、苦しい生活をしてきた。マキオと出会い、幸せに暮らしていたが、世間からは
冷たい目で見られて居る。

リン子は、美しく、女らしく優しいが、戸籍上は男である。

トランスジェンダーの方の
暮らしにくさ、差別される
立場が、初めてわかりました。

何も悪いことをしていないのに、病院でも、男性扱い。

愛し合っているのに、結婚も、簡単には、できない。

この映画は、2017年2月公開の作品だから、もう、認められるようになっているかと思っていました。

戸籍の、名前と性別の変更を
認めてあげてほしいと思いました。

「いわれない差別を受けたとき、飲み込んで、踏ん張って、頑張って、怒りが通りすぎるのを待つの。
そんなときは、ひたすら、編み物をするの」


成る程、
映画のタイトルの意味は・・・・

生田斗真の、女らしさが、
すごく自然でびっくり。

桐谷健太の、真摯な姿勢も
素敵。


素晴らしい映画でした。

コメント
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