eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

求められる成功事例がかわった

2006-09-07 10:43:54 | eLearning
eラーニングのセミナーでは、成功事例にユーザーの強い関心があります。

しかし、求められる成功事例の内容がかわってきました。

数年前までは、eラーニグはどのように活用すれば成功するのだろうかという関心でした。導入してみたけれどうまくいかない、使われない、したがって、うまくいっている事例を知りたい、うまくいく秘訣を知りたいというものでした。

いまは、ちがいます。

eラーニングを導入してうまく活用することができた。だから、eラーニングを本格的に研修の仕組みに組み込んで多様に活用している事例を知りたい、戦略的なeラーニングの活用事例を知りたいという一歩すすんだ事例が求められています。

つまり、以前は、うまくいかなかったから、うまくいっている事例を知りたいというものでした。

いまは、うまくいったから、本格的な活用の事例を知りたいというものです。


連日、教育研修の記事

2006-09-06 20:24:01 | eラーニング市場
人手不足が、さまざまな業種で深刻になってきました。

新卒だけでなく、中途採用でも、各社が採用に大変苦労している状況です。

採用できなければ、社員教育を充実させ育成する以外に方法がないことになります。

そんなこともあって、毎日、新聞に教育研修にかかわる見出しがない日はない状況です。派遣業界でも教育研修へのてこ入れが目立ちますが、各企業も、社員研修に多額の投資をおこなったり、教育研修の戦略や実施計画を見直したりしています。

eラーニングの急成長の背景には、企業が教育研修を強化していることもあるようです。


ポッドキャスティング、ついに総合1位!!

2006-09-06 09:13:53 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングが提供する「English Aya Pod」が、ついに総合1位となりました。

すぐれた英会話番組として、ユーザーから圧倒的に支持された結果です。

ところで、9月8日の放送をもって、今年1月から毎週放送してきた番組「English Aya Pod」の第一期を終了いたします。これまでの放送分などは、今後ネットラーニングのコースとしても提供されます。

ひきつづき、新しい企画も用意していますので、ご期待ください。

なお、「徹底添削!英文ビジネスeメール入門」も開講前予約割引キャンペーン中です。


TOEIC900点以上

2006-09-05 15:03:35 | Netlearning,Inc.
わが社では、全員がTOEIC600点以上をとることをめざしています。

現在、平均点でみれば、600点まであと少し。まだまだ、目標達成には時間がかかりますが、それぞれの社員が確実に点数を伸ばしています。

あと5点で900点という人をふくめて、社員の15%が900点以上です。

現状でも、かなり社員の英語力のレベルが高い会社といえるでしょう。今後、中国語や韓国語などを自由につかえる社員や、外国人社員を増やしていきたいと思う。


ポッドキャスティング総合2位

2006-09-05 09:45:51 | Netlearning,Inc.
大人気のポッドキャスティングで、ネットラーニングが提供する「English Aya Pod」が、総合2位に躍進しました。さまざまな強力な番組がひしめくなかで、本格的な教育番組が総合2位にはいるのは、考えられないほどの快挙です。

毎週放送される30分番組の聴講者からの評価は高く、聴講者の数がぐんぐんふえてきた結果です。毎日配信されるメルマガ教材も人気です。ネットラーニングのホームページからも申し込んでいただけます。

人気のAYAさんのブログもごらんください。



またまた方向違いの議論

2006-09-04 11:36:29 | eLearning
eラーニングをめぐる議論の迷走は、これまでたくさんあった。しかし、市場の成立にともない、多くは整理されてきた。

しかし、またまた、方向違いの議論が出てきた。

「eラーニングは業務システムに吸収される?」つまり、業務マニュアルのような使い方が基本になり、業務システムの一部となって、eラーニングと意識されることもなくなるかもしれないという見方だ。

米国のeラーニングは、仕事ベースであり、多少この傾向がある。しかし、日本的なeラーニングは、人を育てる教育的な面が強い。

くりかえし述べてきたように、情報と知識はちがう。情報は、検索しててに入れることができれば共有できる。しかし、知識の共有は、教育と学習によって可能となる。スキルも同じだ。

この「業務システムの一部になる」という論点は、スキル教育や判断力教育など、個別教育としてeラーニングが強力な役割をはたしている分野をまず見落としている。

英語の文章を読むときに、そのたびに辞書をひいても読めなくはない。しかし、しゃべるとなると、それはかなり苦しい。 業務マニュアルの参照ですむことと、身につけることでは大きな差がある。

今後、ますます知識プロフェッショナルの育成と継続学習のニーズがはげしく拡大する。知識社会・変化社会において、あらゆる教育研修のニーズが飛躍的に拡大し、その教育の手段のひとつとして、eラーニングの役割はますます強まるだろう。

業務システムのなかで活用されるeラーニングも、eラーニングの多様な活用として、なくはない。しかし、eラーニングの主流ではまったくない。

見当違いの議論が影響力をもつとは思われないが、過去に見当違いの主張をしてきた人たちの反省はあるのだろうか。



はるか台風の影響

2006-09-03 22:44:32 | 島の生活
うねりが大きい。島におしよせる波は、おおきなうねりになっている。

はるかかなたの台風12号の影響だ。風も強い。時おり、雨も降った。

八丈島から都心にもどってみると、まだ、台風の影響はなにも感じない。

羽田にむかう上空からの夕日は、太陽がちょうど富士山の真後ろにまわり、真っ赤な夕焼けの中に富士のシルエットが雲海にうかんでいた。

なぜか、雲の上を飛ぶとき、ゼロ戦のパイロットにおもいをはせる。かれらは、どんな景色を見ていたのだろうか。

房総半島や東京湾は、雲ひとつなく静かにやみに沈んでいた。

幸い、台風は、八丈島の東をぬけそうだ。直撃はさけられる気配だ。


気になる台風12号

2006-09-01 20:36:29 | 島の生活
この台風は、猛烈ハリケーンが変身したものだ。

8月27日に太平洋の日付変更線を西に越えたため、台風12号に変わった。

昨年、アメリカに大きな被害をもたらしたカトリーナと同じ最大ランク5の勢力をもっていた。 多少勢力をおとしているが、油断できない。

気象庁によれば、

<03日15時の予報>
強さ 猛烈な
存在地域 南鳥島近海
予報円の中心 北緯 24度55分(24.9度)
東経 152度35分(152.6度)
中心気圧 920hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
予報円の半径 280km(150NM)
暴風警戒域 全域 460km(250NM)



第四世代ネットビジネス

2006-09-01 20:19:41 | eラーニングビジネス
ミクシーやはてななど、Web2.0 的な新しい波が、ネットビジネスの第三世代と呼ばれている。

eラーニングは、第一世代的でも、第二世代的でも、第三世代的でもなさそうに思う。

ネットをとおして、教育というサービスが提供される。

「ネットとサービスの結びつき」は、これからますます注目されていくだろう。空間と時間をこえることができるのがネットであり、空間と時間の制約をもっとも受けるのがサービスだから。

ネットをとおしてサービスを提供するビジネス。eラーニングは第四世代かもしれない。

教育は人類にとって、もっとも大きな活動分野のひとつだ。おそらくは、ネット教育が、すべての教育を包摂していく。