eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

iPone,iPadに目を奪われて

2011-11-07 08:40:00 | eLearning
新しい技術があたらしい可能性をうみだすことは、もちろん間違いない。

スマートフォンやタブレット型PCがeラーニングの可能性をさらに大きく拡大するのもたしかにまちがいはない。

しかし、いま、もっと大きな変化が進行中であることも見失ってはならない。

ネットによるライブレッスンが急速に普及し、教育と学習のかつてない統合が実現しつつあることだ。まちがいなく、人類がはじめて直面する教育学習革命がはじまっている。

eラーニングは、個人にまかされて放置されていたラーニングを組織的なものに大きく発展させた。学習プロセスが見えるようになり、組織され、支援され、共有されるようになった。集団でおこなわれてきた教室での教育に対して、学ぶ側に主体をうつした個別の教育学習として確立された。

それをささえたのがラーニングデザインだ。

そのeラーニングが、いま、教室の教育の一部をネットにとりこみ、学習と教育を統合したあらたな飛躍をはじめている。

教育学習デザインが必要になっている。あたらしい教育論、あたらしい学習論、統合された教育学習論が打ち立てられなければならない。

激動し、複雑化する現代社会において、あたらしい教育学習が求められている。未来をきりひらく力がそこにある。



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