eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

減り続けるお小遣い

2011-06-28 23:03:40 | 読書/新聞/映画など
男性サラリーマンのお小遣いがはげしく減り続けています。

いまから20年ほど前、バブル期のサラリーマンのお小遣いは月に7万6000円でした。これはもう夢のような話。今年は、3万6500円。

20代から50代までの男性サラリーマンのお小遣いは、20年ほどの間に半分以下になったのです。しかも、昨年にくらべても、4100円も減少しています。

この1年間だけでも、1割も減少しています。

減少に歯止めがかかっていない。まだまだ減り続ける。この背景には、減り続ける給与水準もあります。

このようなはげしい縮小が、生活や経済のいたるところで起きているのです。わたしたちは、はげしい変化の激流のなかにいます。激流にほんろうされ、川岸の景色がめまぐるしく変わっている。

きょうの日刊ゲンダイが、新生銀行グループの調査結果として伝えています。

正社員にむかない仕事

2011-06-28 12:46:36 | NetLearning Group
「正社員にむかない仕事」というのは、あるのだろうか?

たしかに仕事には、3Kといわれるものや単純作業もある。

会社によって考え方がちがうのにちがいない。正社員がその仕事をするのにはコストが高すぎるからアルバイトや契約社員にまかせようという考え方もあるかもしれない。そんな単純作業やきつい仕事は正社員はだれもやりたがらないという見方もあるだろう。

わたしたちは、働く側の人にとくに理由がないかぎり、ごく短期のものをのぞいて、すべて正社員が業務を行うべきだと考えています。理科の実験をおこなうときに、試験管は自分で洗いなさいといわれた。業務は総括的に行うべきであり、コピーは自分でとるべきです。

もちろん、可能な限り専門的な会社にアウトソーシングしたり、システム化したりしながら単純作業やきつい作業はなくしていきたいとは思う。しかし、社内にのこる単純作業は、正社員がその品質を確保していくべきだと考えている。

したがって、わたしたちの会社には、ほとんどアルバイトや契約社員はいません。短期をのぞく例外的な契約社員は、正社員以上に高度の仕事を担当しながら、子育てなどから短時間勤務や在宅勤務を組み合わせて働いている人たちなのです。このようなスタッフは、貴重な戦力であるばかりでなく、通常の勤務ができる状況になれば、本人の意思しだいでいつでも正社員に採用します。

会社の業務展開にひつようなすべての業務を担当する意志があるというのが正社員であり、その正社員を育てながら終身雇用を保障しようというのが会社です。

100年企業、人類企業を宣言しているわがグループは、正社員主義であり、終身雇用主義です。年功序列ではなく、業績におうじて評価され、適所に配属されるならば、終身雇用は可能です。