eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

事業の継続と成功の条件

2010-11-17 15:44:33 | eラーニング・ベンチャー企業

事業の成功の必要条件は、途中で断念しないこと、成功するまで継続することです。途中でやめればけっして成功はないのですから、継続が必要条件であることはまちがいありません。

継続は、たんなる経営者の意思や忍耐などによるものでないとしたら、では、事業の継続を保証するビジネスモデルはいかなるものでしょうか。

先日、3つの経営動機について書きました。比較的小さな家内経営的な企業では、所得をふやすことが主な動機です。利潤動機は、比較的大きな企業の経営動機です。

新しい事業を立ち上げるときについてみましょう。
利潤動機で経営される大手企業の場合、新しい事業を立ち上げるにあたっては、撤退基準をきめていることが多い。3年以内に黒字にならなければ撤退するなど。利潤をあげる見通しを確信できない事業の継続にこだわる理由はありません。こだわらなければならない達成動機が基本でない場合、撤退基準を定めるのは当然ともいえます。

一般的にベンチャー企業は、強烈な達成動機に突き動かされています。社会的な使命や、トップをふくめて社員が自ら実現したい明確な目標がある。その場合、たとえば、10年連続赤字であったとしても、資金調達の努力をしながら成功まで事業を断念しない。意思に反して継続できなくなることはあっても、自らの意思で断念するケースはすくないといえます。ベンチャーは、一般的に撤退基準をもっていません。

もちろん、ネットラーニンググループは、ベンチャー型の企業です。ネットによる教育学習革命を核にして、人類が学びはたらくプロセスの改善に貢献することを目指しています。それを達成できるまで、けっして事業の発展を断念することはありません。また、教育学習に責任をもつ企業として、その責任をはたすためには、企業の独立性と継続性をビジネスの基本的な前提と考え、それを確保することを経営の最優先課題としています。

ネットラーニンググループは、はるか遠い先に達成目標があります。事業の継続に責任をもち、目標達成まで挑戦をしつづけるベンチャー企業です。

 


女の力 島守り100年 最古の女性消防隊 酒田・飛島

2010-11-17 10:31:18 | 島の生活

 「日本最古の女性消防隊として知られる山形県酒田市の離島、飛島の市消防団飛島地区女性消防隊が今年、1910(明治43)年の発足から100周年を迎えた」そうです。

「飛島では男性が出漁中に火災が頻発したことから、100年前に留守を預かる主婦が加入する「婦人火防(かんぽ)組」が発足した。・・・現在は19人で構成されている。」

河北新報  
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t55004.htm