eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

宇野弘蔵『恐慌論』

2010-02-18 21:05:16 | 読書/新聞/映画など
数日前、本屋で、『恐慌論』と『リルケ詩集』が並んで平積みされていた。どちらも、2010年2月16日刊の奥付があります。岩波文庫。

でたばかりでした。どちらも買いました。

宇野弘蔵の『恐慌論』は、ほんとうに懐かしい。学生時代に徹底的に読んだ本です。文庫で手に入りやすくなったのは、ありがたい。

資本主義において、景気循環や恐慌はさけられないものであり、その理論的な解明は経済学における最大の課題のひとつです。市場主義者のフリードマンのように、そんなものはなくて、あるのはただ景気変動だという考え方もありますが。

一方、マルクス主義者にとっては、資本論と景気循環論、恐慌論をいかに理論的に関連付けられるのかという課題もあります。

宇野弘蔵の『恐慌論』、あるいは、景気循環論は、みごとな方法論に裏付けられています。世界最高の理論だと思いますが、海外で出版されているのだろうか。

わくわくしながら、読み返すところです。


500万人の物語

2010-02-18 16:10:09 | Netlearning,Inc.
2000年4月20日、ネットラーニングが提供するeラーニング講座の最初の1人の受講がはじまりました。

ちょうど10年目の2010年4月20日までに、のべ受講生の数が500万人をこえています。

その間に、たくさんのドラマがありました。

手元に、日経新聞2005年9月26日に掲載された全面広告があります。「100万人のeラーニング」という大きな文字が目に飛び込んできます。定員524名のヤマハホールで開催された記念セミナーは、満席の大盛況でした。

100万人をこえるのに、5年半かかりました。

さらに200万人ふえて300万人を超えたのが、2009年2月20日です。

それから、1年あまりで、500万人をこえます。いまから、2年後には、確実に1,000万人をこえるでしょう。

500万人のネットラーニング。これまでたくさんのドラマがありました。これから、いっそう多くのドラマがうまれるでしょう。