eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングにおける多国語サポート

2009-06-02 15:21:16 | 海外のeラーニング
eラーニングは、本来的にグローバルな存在です。

ネットラーニングのLMS(ラーニング・マネージメント・システム)上には、さまざまな言語の学習者がいます。

学習者がさまざまな言語で学習する場合、サポートをどの言語でおこなうのかという問題がおきます。

日本人が、英文のコースを学習することもあれば、中国語のコースを学習することもあります。また、米国人が英文のコースを学習することも、中国語のコースを学習することもあります。

このような場合、ネットラーニングのLMSは、以下のような考えに立っています。

まず、国籍をとわず、あるいは、その人のネイティブの言語をとわず、自分がすきな言語の「マイルーム」を選択できます。その選んだ言語で、すべての学習サポートが実施されます。

したがって、たとえば、同じ英文のコースを、日本語のマイルームで学習すれば、日本語のサポートで、中国語のマイルームで学習すれば、中国語のサポートで学習が行われます。もちろん、英語のマイルームで学習すれば、英語でサポートされます。

つまり、各国語のコースを学習しても、自分でサポートをうける言語を選択できるのです。中国人でも、日本語に堪能で日本語のコースだけを受講している場合、日本語のマイルームを選択して、日本語でサポートをうけることもできます。

管理画面も同じように言語を選ぶことができます。企業の担当者の方が、受講者と同じ言語で管理したり、また、別の言語で管理することもできるのです。

多国語対応LMSで、このような機能をもったものは、わたしが知る範囲ではまだ他にはありません。