日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

この人のローズが聴きたい

2017年02月25日 | お気に入りの人たち2016~
 「THR ROSE] ベット・ミドラー
この曲はもう出だしですっと泣けてきそうになる。
この「ローズ」を大野智くんで聴いてみたい(日本語で)

撫でられるような優しさを含んだメロディ。
哀切でありながら希望が芽吹いてくるような力強さがある。

この曲で人の奥深くの琴線に触れてくるような歌唱ができる人はそうそう居ない。
ただ、上手いだけでは染みてこないのです。

大野くん、
華やかな世界でもてはやされているように見えるけれど、
華やかなればこそ、もてはやされる頻度が多いほど、
きっと、その怖さも知っている賢さを持った人だと思う。
哀感も深くあり、”覚悟”のような強さも感じられる人だ。

聴いてみたいなぁ。
大野くんの「THE ROSE]を。
どんな物語を紡いでくれるんだろう。







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本好きにしあわせな涙

2017年02月12日 | 美術展・本
「蜜蜂と遠雷」恩田 陸

直木賞受賞しましたが、恩田陸さん未だだったの?という感がある。
大好きな作家の一人です。
ですが、長編が多く、体力視力の問題で最近は敬遠しがちだった。
この作品は2段組みで500ページ超えということもあり諦めていたが、
読者からの褒め称えるコメント欄を読むとどうしても食指が動く。

国際的に名の知れたピアノコンクールでの出場者を軸にして物語は展開する。
読書中、幾度かツツーと涙が流れてしまっていた。
哀切な場面でも感動する場面でもないところで。
何にと問われれば、
言葉の豊穣さにたっぷり身を委ねることの幸福感に、ですね。
恩田陸から繰り出される語彙力を信頼しているので何の抵抗もなく
ピアノから奏でられる音の解釈をうっとりしながらも研ぎ澄まして読む。
そうしていると「あれ、泣いてるの」といつの間にか涙流してる自分に驚く。
内容はピアノに関心なくてもクラシック知らなくてもぐいぐい惹き込まれる。

もう一つ、恩田陸。
「チョコレートコスモス」
才能長けた若手の舞台女優二人の物語。
舞台女優として有り続けるための厳しさ、関わる脚本家、演出家等それぞれの仕事事情、
舞台に関わる裏側の日々の成り立ちがよく分かり興味がそそられる。
お気に入りの舞台俳優にリンクしながら読むのも面白い。
まだ、途中ですが一気読みできそうなストーリー展開です。


上記、ピアノ関連の作品もう一つ。
「羊と鋼の森」 宮下奈都
”羊と鋼の森”とはピアノ調律師が描くピアノのの世界です。
読み進めていくうちにこの妙なタイトルが奥深い意味を内包していることに気付く。
言葉の充て方が好きな作家さんです。
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今頃知る効果

2017年02月12日 | 喜怒☆楽
もう、15年以上?は使い続けているけど・・。
オリーブオイル エクストラバージン(J-オイルミルズ)

嵐の大野くん起用のCM効果で最近よく売れてるようだ。
これまで主に炒めるときだけに登場願っていたので
意外性満載の豊富なレシピに軽く驚いている。
味がよくて価格も比較的リーズナブルだけの理由で使っていた。

なぜ、オリーブオイルだったのかと言えば単に「体に良いから」のみで使っていた。
長年身についた食習慣といえば、オリーブオイルで調理し、スプーン1杯の”アマニ油”を毎日摂取。
(アマニ油は青魚特有の優れた栄養素を摂取できる、と解釈してる)

改めてオリーブオイルの効用を確かめてみると種々あるが「便秘」にも良いようだ。
確かに便秘したことはほとんどないなぁ。
体に溜め込まないので体重の増加も長期間経験ない。
体に溜め込まないのは体質が要因の一つなのかと思っていたけど
「オリーブオイル」の効用も大きかったのか・・と今更ながら気が付いた。
  
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切れキャラの演出はよくないよ。

2017年02月10日 | お気に入りの人たち2016~
昨夜も「VS嵐」で
大野くんのキレキャラ多用される

なんの為にキレる大野くんを演出したいのか?
そもそも”素”の嵐を愉しむためにファンは視聴するのだから
やらせの演出は控え目にしないとつまらなくなる。

大野くんのキレるキャラは度々繰り返されてるけど
「嵐」に疎いものが見たら「傲慢な人」と捉えられますよ。
大野くんのCM起用に響いてくるのではないでしょうか。

他のメンバーもそうですが”キレる”演出は必要ないでしょう。
キレさせて受けを狙うのは演出の手抜きです
嵐の良さでもある和やかな雰囲気をそのまま活かしてくれないかな。
で~~んと構えて嵐それぞれの個性を見守ってくださる姿勢でいて下されば
自然に視聴率は上昇してくると思うのですが。

フジTVさん再考を。

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会話が面白い二人の男子高校生

2017年02月03日 | 映画

「セトウツミ」2016
 原作:此本和津也 「少年チャンピオン」連載コミック

主演:池松壮亮(内海) 菅田将暉(瀬戸)

映画にドラマに超売れっ子の菅田将暉くんを確認してみたくてレンタル。
魅力あるなぁ、この人。恐ろしくらいの伸びしろを感じる。

ほとんどの場面が男子高校生二人だけの緩い会話で成り立っている作品だ。
あまり動けないから相当な演技の力量がないと難しい役。
池松壮亮は過去作で演技上手な俳優であることは認知していたが、菅田くんは
じっくり見たことがなかった。

約1時間半の間、ほぼこの二人だけの映像を飽くことなく見続け聞き続けた。
セリフの面白さが際立つ。
緩い緩い会話だけど、瀬戸の素直な視点から繰り出される会話の糸口が面白い。
それに応える内海の言葉は完結で全うすぎてむしろそこが新鮮に聞こえてくる。
二人のこんなに緩い普段の会話の数分のやりとりで
小説一冊分の語りの重量が潜んでいたりして耳が研ぎ澄まされていく。
時折、居丈高な先輩、瀬戸の憧れの少女・両親・猫、ピエロなどを効果的に投入して
作品の幅を広げている(無駄がない)

友人と笑いながら見るのもいいけど、
深夜にひっそり一人で見てみて・・・実は真摯な会話がより分かる。
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