日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

お疲れさまでした・・日馬富士関

2017年11月30日 | 喜怒☆楽
昨日(11/29)日馬富士の引退が発表された。
会見場での日馬富士の様子が実に”立派”で心打たれた。
誠意のこもった言葉・態度であった。
最後の会見で初めて日馬富士のファンになった(この人は一切自己弁護してこなかったな)
眼差しに屈折感がなく、悲嘆も怒りもその他の負と思える感情を乗り越えてそこに毅然と立っていた。

マスコミに流された内容は憶測の範囲から全国放送で流されていた。
どれだけ真を曲解されて電波に流されたことだろう。
確かに暴力がそこに発生したことは事実なれど、せめて当事者の貴之岩からの直接の言質がほしかった。
結果として引退はやむを得ないかも知れないが、その流れが不可解で不快だ。
この難しい局面を説明するには相当力士や親方衆・理事会の語彙力の不足を感じる。


日馬富士にこんな終焉が待っていたとは・・・。
世間には思いがけない第三者が引き金となって奈落に突き落とされることがままある。
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明日の約束・・・TVドラマ

2017年11月21日 | 喜怒☆楽
今季のTVドラマは連続して観ている作品は「明日の約束」「陸王」の2作品。
なかなか連続して観たいと思われる作品が少ない中、2本は嬉しい。
なるべく先入観打破を心がけているのでそれぞれの作品初週は観るようにしている。
1回目途中から断念したり数回で辞めたりして、残った作品が上の二つ。

「陸王」はヒットするための条件をほぼ網羅していて王道を行っている。
先が読めるような展開だが、やはり観たくなる。
伝統ある誠実で技術力のある老舗企業の衰退と巻き返しの物語。
年齢を重ねたものは、やはりどっぷり浸かりたいのだこういう作品に。
手垢のついた展開だが主演(役所広司)の上手さで引っ張っていく。
旬の役者二人の投入(山崎健人・竹内涼真)で若い視聴者も取り込んだ。
山崎くんと竹内くんはつくづくいい役を貰ったなと思う。
役所さん、寺田聡さんと絡むシーンを観ていると、巧い演者に真近で触れ刺激を受け、
若い二人が役者として成長していく過程を目撃できているようで”がんばれ”と応援したくなる。

「明日の約束」は真摯な内容だ(火曜日 21:00~)
男子高校生が自殺したことを発端に、そこから学校・保護者・マスコミと事実と虚偽がないまぜとなり混沌としていく。
スクールカウンセラー(井上真央)が難題に冷静に挑んでいくが、彼女と母親の間にはある問題があった。
”明日の約束”とはよく練られたタイトルだ。母だけの思惑で描いた明日の約束事。
そのタイトルに母と娘の間の闇が表現されている。
その闇は自殺した男子高校生とその母親にも潜んでいる。
ひと昔前に「母源病」という言葉が出現したことを思い出す。
・・・母親を源とする子供の過大なストレスが招く憂慮すべく事態が起きる。
子どもへの愛情がエスカレートし制御が効かなくなる→支配してしまうの悪循環を辿る。
この循環は特別な親子間に発生することではい、子育てに一生懸命であればあるほど陥る可能性は高い。
今後、子を亡くした母親(仲間由紀恵)の実態が描かれて行く展開となっている。仲間さんの見せ場に期待
テーマが重いせいか視聴率は低迷しているが、フジテレビは視聴率に惑わされることなく最終回までブれずに挑んでほしい。
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新井浩文の龍馬

2017年11月19日 | お気に入りの人たち2016~

新井浩文さん(左)☚

おぉ、主役ですね。
   NHKスペシャルドラマ「龍馬 最後の30日」 11月26日 21:00~
ずっと助演で好演してきた役者さん。彼出演の作品を観終わると脇役でも”新井浩文”が印象にしっかり残る。
少しクセのある役が多いがそれがド嵌りな役者さんだ。もう、唸るくらい上手い人だ
ちょっと暗い風情の中に深い深い闇を演じさせたら、じわりとくる怖さはピカいちだ。

今回、主役に抜擢ということで本当に嬉しい
龍馬ですか。これまでとは違った役風でどんなふうに演じてくれているのか愉しみです。
筒井道隆くんも久しぶり

裏番組に強敵「陸王」がでんと構えてますが、NHKなので視聴率はさほど気にしなくていいのでホッとしている。
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映画賞に思うこと

2017年11月15日 | 映画
国内には大きな映画賞がいくつかある。
日本アカデミー賞、報知映画賞など・・。

作品の良し悪しの評価は個人差が大きいが、敢えて書きます。
日本アカデミー賞には兼ねてより不満があった。
素晴らしい作品・演技が賞を獲り逃がすことが度々あり、
「えっ、これが最優秀〇〇賞??」という不信を伴う結果に関心がどんどん薄れていった。
(もちろん妥当だと思える作品が入ることもある)
そのアカデミー賞設立の来歴と審査方法を調べてみると”そういうことか”と思われる節がある。
この賞は土台に興行成績をそこそこ上げていないと取りずらい印象がある。
宣伝の少ない良質の作品はなかなか獲得しずらい仕組みなのかなと思う。

これに比して報知映画賞。
こちらは自身が納得の作品・役者が主要な賞を獲得している。
ほとんど漏れなくその年の秀逸な作品と役者が賞を獲得している。ほぼ不満なし。
この二つの賞の歴然とした違いが認められたのが「シンゴジラ」だろう。
実は私はずっと「シンゴジラ」のアカデミー7冠に何故?が付きまとっていた。
ゴジラに関わる映画は子供の時代から欠かさず見続けていたものとしての印象は
「シンゴジラ」にはゴジラへの”愛”が全く感じられない。歴代ゴジラには哀愁があった
子ども心にも強くて・愛しくて・そしてどこか哀しいゴジラが描かれていた。
「シンゴジラ」には見終わった後、何も残るものがなかった。これが他を圧して7冠とは??
私が見所を掛け違えていたのが原因と思われるが、長年ゴジラに愛着をもっている者としては不満なのでした。
各演者も平凡(この年は他の作品でもっと優れた主演俳優・助演俳優がいた)


今年も報知映画賞の選定時期に入っているようだ。
ノミネートされている作品の全てを観ていないので偏見となってしまうことを許していただいて、
自身の推しは主演俳優の部では、藤原竜也「22年目の告白」・大野智「忍びの国」が深く残る。
大野終盤の演技は他の追随を許さない凄さがある。ただ・・・・・・この監督・・・
前半に人気演者を利用した観客へ目線を送る演出をしてしまっている。☚ここがどう評価されるか?
監督が血迷ったのか(ごめんなさい)プロデユーサーの指示だったのか・・あそこだけ悔しい演出だ。
他は、阿部サダオもやっぱりいいなぁ。



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NHK杯の宮原さん

2017年11月12日 | フィギュアスケート
「NHK杯」2017/11/11 フィギュアスケート/グランプリシリーズ 

宮原知子さん、綺麗なスケーティングだった   
ジャンプがちょっと残念だったけど、他の要素は怪我の後を全く感じさせない滑り。
前期までの可憐さに”しっとり感”が加わった。
曲調のせいだけではなく、上手さに磨きがかかって復帰してきましたね。
まだまだ多彩な演技ができそうな予感がします。かつての鈴木明子さんのような
演技達者なスケーターになってきたようで期待が大きいです。

小柄ながらバランスの整った手足の長い美ボディから
創り出される「蝶々夫人」の世界に、うっとり見惚れました。
見てる間、ハラハラ感が一切なく(途中からジャンプなどはどうでもよくなって)
ただ宮原さんのステップにスピンに心酔し、気持ちよい時を感じていた。
(宮原さんの手先の表情にひたむきさが感じられて好きだ)


結果は5位ながらよく健闘していたと思う
ファイナル出場は難しくなってしまったが、全日本⇒オリンピックへと繋がって行くことを願う。

(宮原さん、もう少し高い位置でジャンプ飛べたらなぁ・・・ここだけがなんとも惜しい)


羽生くんは本当に残念な怪我だった。
けど・・・怪我しないかずっと心配だったのは私だけではなかったのではないか?
SPでもFSでも4回転ジャンプの投入数が多すぎる。
他選手共にどんどんエスカレートし、男子の場合何某かの制限を設けないと体を痛めてしまう。
(例えば、フリーでは3回までとか)
加速する4回転ジャンプの成功ありきの成績結果に杞憂する。選手の体を守れ。


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