日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

ご冥福をお祈りします。

2008年11月08日 | 喜怒☆楽
あぁ、また大事な人が亡くなってしまった。

筑紫哲也さん、”日本の良心”を体現したようなそんな存在だった。
この人の記す書物でいろんなことを教えて貰った。

映画をたくさん観てこられた筑紫さんが「これほど美しい映像を観たことがない」と言わしめた”エレニの旅”の冒頭シーンが気になっているのですが、未だレンタルショップに並ばず未消化のままです。

本当に残念です。   合掌。
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綺麗なケース、この中にリップ?

2008年11月07日 | 喜怒☆楽
昨日、新宿小田急デパ2階の化粧品売り場を近道確保のため素通りしようとした。
と・・・つと立ち止まってしまうような美しい色彩のコーナーが目に飛び込んできた。「」というメーカーさんの新しい売り込みの発想。

ゴージャス&ロマンチック
画像の小さなケースを たくさん並んだ小引出しの取っ手にして装飾
してあるので、そのコーナーは煌びやかに美しいオーラを放っていた。
他にファンデーョン用の大き目のケース、柄を装飾したブラシなどがある。使用するしないに関わらずこれは部屋に飾っておきたいと思わせる逸品だ。出来ればこういう類のモノはプレゼントとして頂いたら余計に嬉しい。



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この人に何が・・・

2008年11月01日 | 美術展・本
「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」
静かなる詩情 (国立西洋博物館開催中)

静かなる詩情、というサブタイタルに惹かれ出かけてみた。ハンマースホイ・・・初めて知る画家だった。

霧がかかったような仄かな灰色で覆われた城。どの絵を観ても徹底してそんな風景が続く。しかし、懸念した陰鬱な感じがしない。しんとした気持ちの中から何かを思い出そうとする。怒りと楽しさ以外の記憶を探している自分にハっとする。あの城の中、家の中にはそんな記憶が詰まっていそうな気がしてくる。

ナンなんだ?この感じは・・”静かなる詩情”というこの時に得た情感にぴったりのサブタイトルの上手さに納得する。

それにしても妻イーダ(画像38才)に何があったのだろう。元々の気質だったのだろうか。日常の苛烈だった精神の積み重ねだったのだろうか。38才でこれほど色彩を失ってしまうとは・・・。そしてここまで克明に病んだ妻を描く画家とは。
見終ってから一日経った今も気にかかる。

追記・・・「萩原英雄展」-吉祥寺美術館ー
でメーンから外れて併設?されていた蔵書票が面白い!
こちらは買い物のついでにぶらりと寄ってみたら思いがけず出会った儲けモン、って感じ。富士を題材にした一枚が喉から手が出るほど欲しかったなぁ。





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