日々、思うことをサラサラと。

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ピッピの変化

2013年08月24日 | 喜怒☆楽
以前(4/30)Myブログで”長靴下のピッピのような女の子”を記した。
その後、その女の子は学校⇒学童を3ヶ月経て変化の兆しを見せてきた。

我が世の天下だったその子の人生に、細かいルールの壁が立ちはだかる。
「ルールなのだから守らねば」と教えるのだが、正直、こちらも面倒に
なるほどの内容盛り沢山だ。
夏休みの宿題など、量的には多くはないけれどイラっとくる内容なのだ。
毎日一行の日記には、まず今日の「予定」を書き、その下に出来事を書く。
私はこの「予定」にイラっとくるのだ。予定ありきの一日なんてつまらない。
毎日予定どおりなんて有り得ない。
ピッピもこの予定につまずいている。かなり苦戦していて、とうとう2週間分
投げ出してしまっているようだ(私は見て素知らぬフリをしている)
そして、かなりショックを受けてしまったのはピッピが絵を描けなくなって
しまったことだ。絵日記の宿題2枚がどうしても前に進まない。
黒で慎ましくちょこちょこと描くだけ。

破天荒な面白い絵を描く子だった。
どれだけこの子は制御されてしまったのだろう
確かに弾け過ぎではあったが・・・胸に突き刺さるものがある。 

このピッピが先日、持てる底力(?)を発揮してくれるような出来事があった。
地元の駅で見失い(大規模な駅)、お巡りさん動員で迷子探しとなった。
時間は30分以上経過している。もしや?と思い、バスでピッピ宅まで戻ってみた。
ピッピは、バス代なし自宅の鍵もないのだけど、なんだか自宅周辺に居るような
気がしたのだ。案の定、やがて彼女は玄関に現われた!
「どうやって帰ってきたの?」と問うたところ、「歩いて。。」という。
駅から自宅までバスで約10分だが歩いたら30分以上を要する。これまで徒歩で
通過したことはない。
いつの間にその道のりを覚えたのだろう?35℃越えの炎天下、とぼとぼと
心細い思いをして歩くピッピが愛おしく、”感動の再会の場面”と思いきや
・・・本人は至ってケロっとしたもんで、自分で冷蔵庫から冷たい麦茶を注いで
いたりしている。
”凄い”子だと、素直に褒めてあげたい。が、複雑だ
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