日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

「埋もれる殺意」のニコラ・ウォーカー

2020年01月31日 | 映画
「埋もれる殺意」 サスペンス/イギリス・BBC制作
(カテゴリが映画となっているが英TVドラマです)
監督:アンディ・ウィルソン  脚本:クリス・ラング
主演:警部ニコラ・ウォーカー  警部補サンジーブ・バスカー他


長期間を経て偶然表出された未解決事件。記憶も証拠も劣化された中から解決にいたる過程を描いているこの作品、
かなりの充足度で一気に観る。
シリーズ1”39年目の真実”、シリーズ2"26年の沈黙”とそれぞれ6話完結のストーリー。
このように時間をかけて丁寧に各々の人物像を掘り下げていく作品が好みだ。
回を追うごとに主演の警部ニコラ・ウォーカーにのめり込んで行く。
的確な指示、勇断、部下へ言葉の配慮(きっちり褒める)、そして女性ならではの視線も捜査に活きてくる展開。
この女性警部の解決に導く思考回路に惹かれる。
脚本が見事なストーリー展開となっているので、出演者たちは多少地味ながらぐんぐん引っ張られていく。

シリーズ2までは現在”AXNミステリーオンデマンド”で無料で配信されている(シリーズ1は~1/31まで、シリーズ2は~2/29まで)
私はシリーズ2”26年の沈黙”の結末の余韻に暫し浸っていた・・・このときの警部の判断が素晴らしい!


2018年制作のシリーズ3は、日本では昨年の5月に放送されたようだが、現時点ではどこを探しても放送予定がない。
イギリスではこの”シリーズ3”が最も評価が高かったらしい。・・・”2”を超える?作品だったのか?観たい!!




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雑感 1/19

2020年01月19日 | 喜怒☆楽
レネー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズの日記に出演)が”伝説の”ミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じるだって!!

「シカゴ」に出演しているのでその実力は確かかと思うのだが・・・それにしても勇敢な女優だな、と拍手を送りたくなる。
 ”魂で歌い上げる「オーバー・ザ・レインボー」に全世界が涙”という少々大げさなキャッチコピーだけど期待してみます。3/6~公開


カルロス・ゴーンという名のオスカー俳優顔負けの名優。
その後、ゴーン被告弁護団辞任。え、え、弘中弁護士、辞任してこれで終わりですか?
なんだかこの人、ずっと分からん人だった。タヌキとキツネの化かし合いの印象が残る


狭い場所での血栓予防に足先を”反る・伸ばす”運動が良く知れ渡っているが、
軽く×)反る・伸ばすではなく、しっかり)ギュぅぅっと反りじわりと伸ばさなければ効果が薄いという。
このポイントは良く浸透させた方が良い。


冬の夜具を温めるのは電気製品よりも湯たんぽの方が体の乾燥を防ぐ。 電気VS湯たんぽ
更に湯たんぽは「足元」に置くよりも「腰」周辺に置いた方が効率よく体全体が温まる。


日本アカデミー賞の各候補者が発表された。
人選が本当に不思議な世界。本場アカデミー賞のパロディを見る思い。
全ての作品を見ていないのでこれ以上は言えないが、果たして審査員は対象作品をすべて鑑賞しての結果なのだろうか。


大野智くんの演技が見たい。役そのものになり切り技量で誤魔化さない本物の演技が見たい。
後1年、あんなに日焼けしていたら予定は組まれていないのか
もし、このまま終わるとしたらなんと勿体ないことか。憂う。
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貼り付いた鮮やかな印象

2020年01月19日 | 映画
「ジョジョ・ラビット」公開中~
監督・脚本・ヒトラー役:タイカ・ワイティティ
  出演:ジョジョ(新人ローマングリフィン・ディビス) j母(スカーレット・ヨハンソン) 大尉(サム・ロックウェル)
     エルサ(トーマシン・マッケンジー)

見事な作品でした
場面展開が潔く、監督の伝えたい部分が鮮やかに刻まれている印象だ。

第二次世界大戦末のドイツ。
10才の少年ジョジョは空想で創り上げた友人ヒトラーを慕い、立派な兵士を目指していたのだが・・。
”空想で創りあげたヒトラー”の発想でこの作品が鮮やかな拡がりを見せたと感じる。
本来過酷な現実が、驚くほど奇抜な映像で音楽で目に耳に飛び込んでくる。
(ヒューマン・エンターティメントと冠している作品なだけに抜群の映像センスです
家で匿っているユダヤ人の少女とジョジョの織りなす風景がとても良い。
この19歳の少女(エルサ)トーマシン・マッケンジーがとても気になる次作が見たくなる。

これまで戦時中の数々のナチ関連の作品があり秀逸な作品が多いが、この「ジョジョ・ラビット」もまた
新たな切り口でしっかり伝えてくる。



「パラサイト半地下の家族」も公開前の評判どおりの作品

韓国映画独特のどろりとした執拗な怖さが要所でやはり有り、私は椅子から飛びあがった(と思う
観る側の脳裏に焼き付くような絵画的な場面が各所にあり「あぁ、上手いな」と上記映画同様、映像センスに唸る。
根底にあるのは悲哀だが、この逞しさ強さは最強だ。



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そこが寅は怖い・・・という。

2020年01月17日 | 喜怒☆楽
「男はつらいよ」の映画公開により、ある番組で寅さん一家の役者さん(監督含め)と寅さんファンの方々との
トーク番組があった。
歴代マドンナの映像が流れ、寅さんの各々との恋模様を語っている場面で、
”リリー”とだけは結婚まで行っていたかも知れないが寅さんは踏み出せなかったという箇所があった。

そうそう、と皆さんが後一歩だったのにという感じで頷いている中である人が
「男女はある時から別の次元行かなきゃいけない」と言い、
すかざす監督が「そこが寅は怖かった」と述べた。

この時私は「あ、分かる分かる!!」と激しく共感した・・”そこが怖かった寅さん”に。
それは生涯独身だった兄(既に故人となっているが)にも当て嵌るし、そういう男性(女性も)は多いのではないだろうか。
一歩踏み出した後に待ち受ける”別の次元に行かなきゃいけない”相手との日常をフーテンの寅さんは窮屈に
感じてしまうのかも知れない。

そんなの踏み出さなきゃ分かんないよ、と恋情の赴くまま行ける人と、その先を考え込んで留まってしまう人。
兄には、例え失敗だったとしても踏み出して見て欲しかった。
寅さん繊細だな。
じっくり観たことはないけどリリー編を見てみようかな。




    
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猫の返事が聞きたい。

2020年01月07日 | 春坊の、その後
我が家の猫、春坊(12歳♂)への対応で迷っていることがある。

これまで、冬場の日射しの暖かい日は、猫が自発的にベランダの窓越しで日光浴をしていた。
それがある日、陽が射して気持ちいい時間帯でも、猫がmyハウス(現在offのこたつの中)でぐっすり眠り込んで
起きてくる気配がなかった
心配になり”暗闇”から抱き寄せ様子を見ると全然な~んにも異常なし。
いつもの暖かい日差しの中へ抱いてお届けする。日光浴大事!
で・・・
猫がここで学習したんである(多分)
”ずっとここで寝ていればあの人は暖かい場所へ運んでくれる”と。

それから連日、猫はいつまでも猫ハウスの中で眠ったふり?をし、
抱き上げられて喉をグルグル鳴らし日の射すベランダへと運ばれていくのである。

だが、
幸せそうに・・と思っているのは私の勘違いなのか??
やはり本能に赴くままに放っておくべきか。
いや、どうみても”待っている”ように感じるのだが。
猫に返事を聞いてみたい。
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