「俺の家の話」 TBS金曜22:00~
主演:長瀬智也 戸田恵梨香(父の妻) 永山絢斗(弟) 江口のり子(姉) 西田敏行(父) 他
脚本:宮藤官九郎
指折り数えてずっと待っていたドラマがいよいよスタートした。
お気に入りの役者が見事に揃った作品だ。
一話は期待どおりの面白さだった
「能」と「プロレス」と「介護」の3点セットって・・・意表を突く取り合わせだ。
能の人間国宝である父が倒れ介護状態となる。父と折り合いが悪く家を出てプロレスラーとなった長男が25年振りに家に顔を出した。
話の流れで観山流宗家を継承することになるのだが・・・と、ここまでの流れを文字で起こすとちょっと平凡なのだが、
この過程の見せ方がクドカンならではだ。
宮藤官九郎の笑いのツボが大好きだ。
例えば、
「・・まるで能面のような母だった」とナレーションの後、振り向くと”能面”を被った母が振りむく。
意を決して長い髪を切っている途中で重要な報告が届くと、えっと振り向いた長瀬が前髪切りそろえたおカッパ頭でアップ・・。
父の初入浴介助シーンでちょっと戸惑う西田に胸の前で浮かべて遊ばせるアヒルのプラおもちゃを持たせる(この場面の西田が面白い)
もうね、上げていたらキリがないほど面白味が詰まっている。
介護場面は辛辣なセリフも動作も、脚本・役者たちの上手さで大らかに乗り越えてくる(だが介護の大変さはしっかり伝わってくるから大したものだ)
セリフを一言も聞き逃したくないし、役者の表情も見逃したくないので笑いながらも耳と目は真剣に追っている。
宮藤官九郎の笑いのセンスは”合う”人には唯一無二。この独特のセンスは誰も真似できない。
もし真似てみようとする人がいたら大ケガするだろう。
長瀬智也はこの作品で表舞台にでることを辞めてしまうの??
事務所を退所してその後は他の事務所に属さずということは、どういうことだろう。
いずれにしろこの演じる才能を止めてしまうのはあまりに勿体ない。
宮藤官九郎さん、今後も長瀬を諦めないよね(自身の願望です)
今季、もう一つ。
「その女、ジルバ」フジTV土曜23:40~
待ちに待った池脇千鶴です
主演:池脇千鶴 江口のり子(江口さんオファーの数が凄いね) 草笛美津子 中田喜子 久本雅美 草村礼子(Shall we ダンスの先生です)
ちょっと景色の冴えないように見える女性(40才の設定)が副業で週1でホステスを始めてみた。
そこは募集資格が40才以上で「えっ?」という気持ちで面接に行く。そこにいたホステスたちは
60才を軽く超えていた。みんなダンスが大好きで・・・そこから広がるそれぞれの事情。
池脇千鶴のキャラがいい(この人が演じるとどのキャラにも感情移入してしまう)
おっとりとして自分のペースで動くが次第に周りに存在感を示していくタイプだ。
きょうは2話。上記の年季の入ったキャストに合うのが愉しみだ。
なんだかこの気持ち、実家に帰るような感じに似ているかもしれない。
そう思わせてくれる作品だ。
ドラマ変換期には一つか二つ愉しみしている作品がいくつかあってもずっと期待を削がれてきた。
主演、他キャストとの絵ずら(相性)、脚本を総合的に見ていくつか候補を上げ、決める。
それでも2話~5話くらいで脱落していくことがほとんどだった。
今季こそは、と思う。
主演:長瀬智也 戸田恵梨香(父の妻) 永山絢斗(弟) 江口のり子(姉) 西田敏行(父) 他
脚本:宮藤官九郎
指折り数えてずっと待っていたドラマがいよいよスタートした。
お気に入りの役者が見事に揃った作品だ。
一話は期待どおりの面白さだった
「能」と「プロレス」と「介護」の3点セットって・・・意表を突く取り合わせだ。
能の人間国宝である父が倒れ介護状態となる。父と折り合いが悪く家を出てプロレスラーとなった長男が25年振りに家に顔を出した。
話の流れで観山流宗家を継承することになるのだが・・・と、ここまでの流れを文字で起こすとちょっと平凡なのだが、
この過程の見せ方がクドカンならではだ。
宮藤官九郎の笑いのツボが大好きだ。
例えば、
「・・まるで能面のような母だった」とナレーションの後、振り向くと”能面”を被った母が振りむく。
意を決して長い髪を切っている途中で重要な報告が届くと、えっと振り向いた長瀬が前髪切りそろえたおカッパ頭でアップ・・。
父の初入浴介助シーンでちょっと戸惑う西田に胸の前で浮かべて遊ばせるアヒルのプラおもちゃを持たせる(この場面の西田が面白い)
もうね、上げていたらキリがないほど面白味が詰まっている。
介護場面は辛辣なセリフも動作も、脚本・役者たちの上手さで大らかに乗り越えてくる(だが介護の大変さはしっかり伝わってくるから大したものだ)
セリフを一言も聞き逃したくないし、役者の表情も見逃したくないので笑いながらも耳と目は真剣に追っている。
宮藤官九郎の笑いのセンスは”合う”人には唯一無二。この独特のセンスは誰も真似できない。
もし真似てみようとする人がいたら大ケガするだろう。
長瀬智也はこの作品で表舞台にでることを辞めてしまうの??
事務所を退所してその後は他の事務所に属さずということは、どういうことだろう。
いずれにしろこの演じる才能を止めてしまうのはあまりに勿体ない。
宮藤官九郎さん、今後も長瀬を諦めないよね(自身の願望です)
今季、もう一つ。
「その女、ジルバ」フジTV土曜23:40~
待ちに待った池脇千鶴です
主演:池脇千鶴 江口のり子(江口さんオファーの数が凄いね) 草笛美津子 中田喜子 久本雅美 草村礼子(Shall we ダンスの先生です)
ちょっと景色の冴えないように見える女性(40才の設定)が副業で週1でホステスを始めてみた。
そこは募集資格が40才以上で「えっ?」という気持ちで面接に行く。そこにいたホステスたちは
60才を軽く超えていた。みんなダンスが大好きで・・・そこから広がるそれぞれの事情。
池脇千鶴のキャラがいい(この人が演じるとどのキャラにも感情移入してしまう)
おっとりとして自分のペースで動くが次第に周りに存在感を示していくタイプだ。
きょうは2話。上記の年季の入ったキャストに合うのが愉しみだ。
なんだかこの気持ち、実家に帰るような感じに似ているかもしれない。
そう思わせてくれる作品だ。
ドラマ変換期には一つか二つ愉しみしている作品がいくつかあってもずっと期待を削がれてきた。
主演、他キャストとの絵ずら(相性)、脚本を総合的に見ていくつか候補を上げ、決める。
それでも2話~5話くらいで脱落していくことがほとんどだった。
今季こそは、と思う。