日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

あれじゃない、これでもない

2018年01月27日 | お気に入りの人たち2016~
今夜(1/27)
HNKスペシャル「未解決事件 赤報隊事件」
1987年5月3日朝日新聞襲撃事件。その犯人を追った記者たちの実録ドラマ。
主演:草彅剛

「羊の木」2/3~公開
主演:錦戸亮

草彅くん、錦戸くん共にどちらもいい仕事(作品)に出合っているなぁ、と感じる。
役者の力量が試されるようなやりがいある作品だと思う。

大野くんは・・・
来ないな、なかなかこういう仕事が。
「鍵のかかった部屋」の榎本径ではなく、
「世界一難しい恋」の鮫島社長でもなく(鮫島社長はとても好きだけど)
「忍びの国」の無門もかなりいいけれど、
もてる素質を充分に発揮できるような、大野智が十全に活かせるような作品をずっと待っている。
大野くんの場所は舞台だよ(と、言い切ってしまう確固たる自信
舞台でこの人は活きる。あの声は舞台の人。舞台上で轟かせてほしい、語ってほしい。

危惧するのは彼が舞台に出演ということになるとファンが秒殺でチケット確保してしまうかも。
結局、ファンありきの彼になってしまうのか
本当に歯がゆいな、この現状が。
何度も言うようだがファンだけが知っているには惜しい逸材なんですよこの人

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あゝ、荒野・・・のヤン・イクチュン

2018年01月27日 | 映画
「あゝ、荒野」 2017年公開
ほとんどの映画賞を獲りましたね。
主演の菅田将暉、助演のユースケ・サンタマリア・でんでん・木村多江・・・皆さんが力演だった。
その中でもヤン・イクチュン(バリカン健二)に目を奪われた。
彼の韓国作品を見ていない方には比較できないので分かりずらいかもしれないが、
完全にオーラを消して演じている。役柄の”その人”以外の誰でもない健二がそこに居る。
吃音があり対人恐怖症の役柄上、菅田のような目立った演技はしてないが目を瞠るものを感じる。
なんて、なんて上手いんだ、この人

前編の中で二段ベッドの上下で語り合う菅田とヤン。
その中でヤンが「あなたに~逢いたくて~~」と歌う場面がある。
その歌唱が胸にズキズキと響いてくる。
何万語のセリフより能弁な突き刺さる歌唱だった。
訥々と歌っているだけなのに、訥々と歌っているだけに
良いなぁ、ヤン・イクチュン。

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光の犬の余韻

2018年01月20日 | 美術展・本
「光の犬」松家仁之(まついえ まさし
気持ちがやんわりと鎮まる。
読後、そんな余韻が残ります。
北海道枝瑠(えだる)に住まう家族と家族にまつわる犬・人々の話。
それぞれの人物の描写を丁寧に丁寧に語っている。
読み進めていくと自分の人生を赤ん坊時代から遡って俯瞰しているような眺めがやってくる。
状況は違っているのに、過去の”あの時の、あの人の”心理状態に気付く。
そういう場面を読むと不思議に後悔ではなく、いたらなかった自分を受容している自分がいた。
そう、自分を柔らかくあるがままに受容してくれる本だった。

助産師である祖母、歴代飼われている北海道犬の描写が殊に良い。
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市川実日子さん・・アンナチュラル

2018年01月20日 | お気に入りの人たち2016~
またTVドラマですが。
「アンナチュラル」第2話もぐんぐん引っ張られた・。


(↑ドラマチャンネルサイトさんからお借りしました)
殊に左端の市川実日子さん
この人の”地”と見まがうような演技感を感じさせない演技がとても好き。
他の役者たちとすっと馴染む。myペースな飄々とした役柄を演じたら秀逸な役者の一人です。
その市川さんと組んで相乗効果を発揮しているのが窪田正孝くん。この役はド嵌りでしょ、彼の魅力が
溢れている。松重さんも然り。
ファンである井浦さんが「まだ」期待どおりから少し外れているけど回を重ねてこれからかな。
石原さんはまず「綺麗だな」と思う。女優として充実している美しさとでも言おうか。この人、どんどん上手くなっていく。
この作品も「anone」同様、キャストの組み合わせがとてもいい。

組み合わせはとても大事。
視聴率稼げそうな今が旬の俳優を主演にもってきても失敗が多いのがフジTV。
「どして?」というような組み合わせのキャストで作っている。
私のようなド素人でもそれはないでしょのキャストで組んでくるから??と首をひねってしまう。


追記:
市川実日子(みかこ)さんの出演作見っけ!!
「羊の木」映画 2月3日~公開
錦戸亮くん主演。市川実日子、田中民、松田龍平出演・・・ベスト
これは来たぁ!という予感。
錦戸くんいいなぁ。ついに出会ったと思うよ、いい作品に
今年は大河にも出るし、飛躍の年だね。いい演技するもんな。
正当に認められてきているようで嬉しい。
比して、大野くんはあんなに実力あるのに低空飛行ぎみである。
必ずといっていいほど作品にジャニ事務所の後輩を付けられてしまうので”ジャニ”の先入観で評価が曇りがちとなるのかな。
この人に関しては事務所が飛躍に足を引っ張っていると感じるんだなぁ。
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anoneの田中裕子さん

2018年01月18日 | お気に入りの人たち2016~
「anone」日本テレビ水曜22:00~
2話終わって、期待どおりのドラマになりそう
久しぶりの田中裕子さんに釘付け。一挙手一投足その演技を見逃さないように
聞き逃さないように見ていた。
複雑な人生を背負った役柄を滋味をほどよく滲ませ飄々と演じている。
惚れ惚れする上手さです。

主役の広瀬すずもとても健闘している
小林聡美の”人生半分投げ出したような人間はなんでも出来る感”が実に嵌り役だ。
そこに気弱だけど乗せたらどこまでも行く曖昧な分からなさの阿部サダヲが組む。
日野正平も出てきた・・出ただけで何を隠している?と勘ぐってしまう
加えて倍賞美津子・瑛太とベストなキャストを揃えてきてるから、今後の展開が愉しみでしょうがない。

脇役は上手い俳優をずらり揃えただけでは上手く回らない。
ベストな相性があると思っている。
「anone」はこれ以上ないくらいベストな布陣だ



「君が心に棲みついた」の吉岡里帆さんは挑んできたな、と感じる。
ひとつ間違えれば”ぶりっ子”のようになってしまう難役をぎりぎりで抑えて演じている。
「よし、抑えて抑えて・・・おぉ、上手い」と画面の前で応援している私がいた
もしかしたら視聴者に役柄上批判されることもあるかもしれないけど
イメージなんてブッ壊しちゃえ。
吉岡さんは今後も期待大の女優さんで、キリっとした女優の覚悟のようなものを漂わせている。
(気になる吉岡さんの健闘を様子見ということで連続では見ないけど)


今期の通し視聴は「anone」と「アンナチュラル」(前出予測どおり)
今期ふたつも・・嬉しいね。



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