2017年フィギュスケート世界選手権ーフィンランドー
二日前の(3/30)の男子SPが凄いことになっていた。
なんと上位3位までが100点を超えてきた
ショート1位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)は出だし直前の眼力から射抜かれた。
フェルナンデスは鎮まっていた。
「マラゲーニャ」の曲調にのせて全てが格調高く且つ躍進するような勢いがあった。
終盤、盛り上がってくる曲と完璧に同調し観るものを「マルゲーニャ」の世界に引っ張り上げてしまった。
格調ある4回転って・・・凄いよこの人のジャンプは
2位は宇野昌磨。
「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」
ジャンプは軽々しく4回転を跳べていたような印象がある。 すーっ⇒ストン、って感じ。
力みが感じられず調子の良さが伺えた。ハラハラすることなく宇野昌磨の演技の上手さが
充分堪能できた渾身の出来だった。
この人は憑依型(なり切る)の表現をするので技術云々以外のところで引き込まれる。
3位のパトリック・チャンはジャンプさえ決まれば他は誰もが認める天才領域の人。
だけど、私はあまり惹かれることがない。なんていえばいいのか・・・面白味に欠ける。
上手すぎて整いすぎて目がワクワクしないのです。
4位、ボウヤンジン(キン・ハクヨウ)中国
この人のSPプログラム「スパイダーマン」の振付はかなり面白い。
ステップはぐんぐん疾走し、これでもかと言うほど加速する気もち良さがある。
ジャンプもやんちゃな感じで軽々跳んでくるし快心の出来だった。
これで98.64点なのだから上位3人がいかに優れた演技を終えたかが分かる。
羽生くんは5位。98.39点「レッツ・ゴー・クレイジー」
ミスはあったがそれほど悪い出来ではなかった。ただ、4位までがほとんどノーミスだったので厳しい順位がついた。
今季SPのプログラムはあまり好きになれない。斬新さに欠け、未だに羽生くんに馴染んでいないような気がしている。
衣装が気になる(衣装は錯覚を誘発するので本当に大事)
いつも強気の羽生くんだから次フリーでどこまで追い上げてくるかドキドキの展開を期待する
6位ネイサン・チェン アメリカ「海賊」
今回のSPでは珍しく転倒してこの順位(4大陸をピークにもってきちゃったかなと危惧している)
4回転ジャンプは精度よく成功率が抜群に高い。表現力もこれからどんどん伸びてくるような素質を感じる。
ジャンプでは中国のボウ・ヤンジンと互角になりそうだけど、演技力では追随を許さない存在となりそうな人だ。
綺麗にカッコ良く踊れる選手だ 次期大会に期待する。
他に好きな選手に
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
4回転を跳ばないので上位には食い込んでこないが、演技(ダンス)に非常に魅了される。
上位獲得はまずないが入賞圏内に入れば良しというような前向きな姿勢が伺える。
彼の場合、敢えてそれを前向きと表現する。これほどダンスの上手いスケーター、滑って表現することを愉しんで
いるスケーターを未だかつ見たことがない。ジェイソンファンもそこは解っていてどっぷり彼の巧みなダンスに
浸かっているのではないか。
もう一人マキシム・コフトン(ロシア)
この人の演技は一言でいえば”カッコイイ”のだ。
身に備わったカッコイイ踊り方は修練して出来上がるものではない。自前から発生する。
(今回は本番直前で左脚を痛めたようで奮わなかった)
J・ブラウンは美しく巧みなダンス、M・コフトンはカッコいい体捌き。
共に大会でTVの前で外せない存在だ。
今夜(4/1)はフリー。
全く予測つかない展開となっている
二日前の(3/30)の男子SPが凄いことになっていた。
なんと上位3位までが100点を超えてきた
ショート1位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)は出だし直前の眼力から射抜かれた。
フェルナンデスは鎮まっていた。
「マラゲーニャ」の曲調にのせて全てが格調高く且つ躍進するような勢いがあった。
終盤、盛り上がってくる曲と完璧に同調し観るものを「マルゲーニャ」の世界に引っ張り上げてしまった。
格調ある4回転って・・・凄いよこの人のジャンプは
2位は宇野昌磨。
「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」
ジャンプは軽々しく4回転を跳べていたような印象がある。 すーっ⇒ストン、って感じ。
力みが感じられず調子の良さが伺えた。ハラハラすることなく宇野昌磨の演技の上手さが
充分堪能できた渾身の出来だった。
この人は憑依型(なり切る)の表現をするので技術云々以外のところで引き込まれる。
3位のパトリック・チャンはジャンプさえ決まれば他は誰もが認める天才領域の人。
だけど、私はあまり惹かれることがない。なんていえばいいのか・・・面白味に欠ける。
上手すぎて整いすぎて目がワクワクしないのです。
4位、ボウヤンジン(キン・ハクヨウ)中国
この人のSPプログラム「スパイダーマン」の振付はかなり面白い。
ステップはぐんぐん疾走し、これでもかと言うほど加速する気もち良さがある。
ジャンプもやんちゃな感じで軽々跳んでくるし快心の出来だった。
これで98.64点なのだから上位3人がいかに優れた演技を終えたかが分かる。
羽生くんは5位。98.39点「レッツ・ゴー・クレイジー」
ミスはあったがそれほど悪い出来ではなかった。ただ、4位までがほとんどノーミスだったので厳しい順位がついた。
今季SPのプログラムはあまり好きになれない。斬新さに欠け、未だに羽生くんに馴染んでいないような気がしている。
衣装が気になる(衣装は錯覚を誘発するので本当に大事)
いつも強気の羽生くんだから次フリーでどこまで追い上げてくるかドキドキの展開を期待する
6位ネイサン・チェン アメリカ「海賊」
今回のSPでは珍しく転倒してこの順位(4大陸をピークにもってきちゃったかなと危惧している)
4回転ジャンプは精度よく成功率が抜群に高い。表現力もこれからどんどん伸びてくるような素質を感じる。
ジャンプでは中国のボウ・ヤンジンと互角になりそうだけど、演技力では追随を許さない存在となりそうな人だ。
綺麗にカッコ良く踊れる選手だ 次期大会に期待する。
他に好きな選手に
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
4回転を跳ばないので上位には食い込んでこないが、演技(ダンス)に非常に魅了される。
上位獲得はまずないが入賞圏内に入れば良しというような前向きな姿勢が伺える。
彼の場合、敢えてそれを前向きと表現する。これほどダンスの上手いスケーター、滑って表現することを愉しんで
いるスケーターを未だかつ見たことがない。ジェイソンファンもそこは解っていてどっぷり彼の巧みなダンスに
浸かっているのではないか。
もう一人マキシム・コフトン(ロシア)
この人の演技は一言でいえば”カッコイイ”のだ。
身に備わったカッコイイ踊り方は修練して出来上がるものではない。自前から発生する。
(今回は本番直前で左脚を痛めたようで奮わなかった)
J・ブラウンは美しく巧みなダンス、M・コフトンはカッコいい体捌き。
共に大会でTVの前で外せない存在だ。
今夜(4/1)はフリー。
全く予測つかない展開となっている