日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

庭の油断・・・とは?

2021年11月18日 | 美術展・本
「庭は便所の窓から見るのがよろしいな
   庭が油断してますさかいに・・・」
                 天野 忠


詩人天野忠(1903~1993)の言葉です。
この感じが凄くよく分かります。「うんうんうん」と頷くことしきり。
「・・庭が油断してる」って箇所に取り憑かれてしまう。

確か?…朝日の過去記事に山田稔さんが「天野さんのこと」を紹介されていて
そこでたどり着いた言葉です。
すぐに山田稔著「北園町、九十三番地」を借り(ショップではどこも売り切れ)
天野さんのエピソード・書籍の中の言葉に浸る。
まず、面白い!!言葉選びが見事に素朴でユーモアがある。そして深くふかく気持ちに浸透してくる。
なかなか書籍は手に入らず近所の図書館で「うぐいすの練習」「木漏れ日拾い」のみ探せた。

天野さんの作品タイトルを見ると読みたくなるのです。
「耳たぶに吹く風」「春の帽子」「うぐいすの練習」「草のそよぎ」等など


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オリパラ後にアスリートを知る

2021年11月16日 | お気に入りの人たち2016~
東京パラリンピックが終わって2か月半が過ぎた。
正直、パラリンピックをTV観戦したのは東京が初めてだった。
各選手の情報といったら車いすテニスの国枝選手しか知らないという情けない有様で・・。

そんな中、連日のように各種目のアスリートたちの大活躍が報じられていた。
ニュースを見れば競技中の選手たちの映像が続々と目に入ってくる。
誘導されるように各競技をライブ視聴するようになっていた。

そして、9月3日。
車いすバスケットボール男子の対イギリスとの準決勝。
初めて鳥海連志選手を見、目に止め、動きをずっと追い続けることになる。
終始、この選手を追い続けて飽きることがない。
(後にあるフォトジャーナリストさんが「憑かれたようにレンズで彼を追ってずっとワクワクして撮っていた」とコメントしている)
普段、あまりはしゃぐことのない冷静な娘から「見てる?鳥海くんかっこいいねー!」とメールが届いたことにも
驚く。

後日、NHKのサイトで1試合から決勝のアメリカ戦まで全て視聴した。
何度もリピートしてしまうのは1試合目の対コロンビア戦
この初戦の鳥海選手が一番輝いて見える。
なにしろバスケが試合が愉しくてしょうがないという意気込みに溢れている。
パラ後、「夢のような時間を過ごしました」と鳥海くんがコメントを出しているが
まさに実感なんだろうなと思う。そのコメントに重みがズシリとある。
こちらこそ、高濃度のワクワクドキドキの時間を頂けて「夢のようでした」と伝えたい。

という過程を経て、
鳥海選手の選手歴を遡ってみると、これがもう15才頃には既に注目されいて前途有望な子だった。
(コメントもその頃から10代ながらしっかりと落ち着いて話していることに驚く)
新聞記事やユーチューブ等での中継を辿ると、いくつもの優れた又はユニークな各人のコメントに出合う。
お気に入りが古館さんの中継アナウンス(NHKパラのサイトから視聴)です。
2020年の初頭の強化試合だったと思うのだが?・・・
激しい競り合いの中で鳥海くんがボールを獲ると「・・・冷静な鳥海」
得点を入れたすぐ後に「・・・鳥海のクールな流し目
パスが鳥海くんに渡ると「鳥海がボールを持つと怖いゾ!」・・・etc
というように古館節炸裂で笑ってしまうだけど、さすがに的を得てるなァと感心します。

毎日新聞9/4の朝刊スポーツ欄(デジタル版で閲覧できる)の岩壁記者の記事は読みごたえあり。
15才で代表入り(リオで)した時分から5年半も取材を継続している記者の言葉には
真実と思しき鳥海くんが居る。誠実に長きに渡って鳥海選手に向き合ってきた記者だけが書ける記事かなと思う。

まぁ、画像も記事もいいのだけど、やはりアスリートは「試合」だよな、と。
先週、”全日本ブロック選抜車いすバスケットボール選手権大会”(11/12~13)が北九州で開催された(ユーチューブ配信視聴)
鳥海くんは”U23代表”として出場。まだ、チームとしては発展途上の過程での試合だったので,
彼は若手を育てるためのプレーをしていた感があり試合内容は好調とまではいえず、でも1引き分け3勝はさすがです。
その中で強く印象に残る場面があった。
対関東選抜戦。
4クォーター残り時間45秒1   (関東選抜)41:37(U23)
私はここで諦めた・・・が
この後、U23が1点シュートで追加する。
残り時間33秒6       (関東選抜41:39(U23)
ここでタイム時間。鳥海くんがとても厳しい表情で何か・・策を伝えている様子が映る。 
そして、
関東選抜ゴール近辺からの試合開始。 この時間帯の鳥海くんの”圧”が凄かった。
U23を従えた闘将といった風情が漂う。配信のこちらにいてもゾっとする圧であった。
ここからゴール目指してチームみんなが一丸となって突撃する。
                     残り時間3秒1で 41:41に持ち込む ・・結果引き分け。

諦めない気持ち。負けたくない気持ち。ここが強いチームは勝ちにいけるんだなと素朴に思う。


大分さかのぼるが、男子バレーの大ファンだった時期がある。
試合で負けると「この試合、諦めたな」と思わせるような 場面を多くみてきた。 
なので、この土壇場の強さが余計眩しく映ったのかも知れない  

ここからU23代表はもっともっと強くなる、とほぼ確信している。  













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髪型考・・・羽生くん・大谷くん・鳥海くん

2021年11月10日 | 喜怒☆楽
髪型はその人の顔を活かしも落としもする。
なので、一度その人によく合った髪型を手にいれたらなるべく継続して欲しいと勝手ながら願う。

名の知れた人を例えれば、羽生くん。
彼は見事に長期にわたって髪型を大きくは変えない。
本当に良く似合っているし印象も安定し好感度が高い。
演技中の前髪がフワっと上がったり流れたりして顔の表情に陰影を生み、素敵に見える。
常に襟足もすっきりし、小さい顔に続く長い首にかけてのラインを最大限に活かす。
強い確かな演技以外の要素で長らく固定ファンが居続くのは
恐らく、こういう風情の羽生くんで居てくれるからではないのかな・・と思ったりする。
ブレーク時の印象はとても大事。
同フィギュアの高橋大輔くんはよく変化していた。「あ、この髪型はいい!ずっとこのままでいてくれ」と
願っているとすぐに変えてガッカリの繰り返しが多かった(こういう感情が疲れるのだ

野球の大谷翔平くんも髪型はあまり変えず固定している。
彼も自身によく似合ったどストライクの髪型の印象がある。
なんだかね、髪型が固定している人って”安心感”がある。

対照的なのが
パラ車いすバスケで一躍注目の人となった鳥海選手。彼はは驚くほど短期で髪型を変える。
あのカッコいいプレイで一目ぼれし、遡って過去の試合を閲覧したら試合毎に髪型が変わっているイメージである
コアなファンであるならば一目で彼だと判断つくだろうが、パラ以来、久しぶりに見る人にとっては「誰?」とびっくりするだろう。
私のような年を重ねたファンにとってはその変化に追いつかない。ストレスが溜まりやすいスターである(やはりあのパラ時の印象が良い)
金髪坊主、似合ってはいますが。
短髪(坊主ではなく)ほんのり茶髪の頃の鳥海くんが彼のお顔と相性が良いような気がするのだが。





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雑記 11/1

2021年11月01日 | 喜怒☆楽
〇パラリンピックで銀メダルを獲得した”車いすバスケットボール男子”
多くの視聴者を魅了し盛り上がる機運が増し増しだったのに、その後の試合(大会)がまるでなしとは
”熱を覚まさせない”と大活躍だった鳥海連志選手が各メディアの取材で懸命に対応してくれているが・・・
やはりアスリートとしてのあの超カッコいいプレイが見たいのです。是非、連盟の皆さま何か試合の工夫をお願いしたいのですが。
もちろん、来年のU23世界選手権は行きますが(チケット争奪戦が予想されるが)それまで半年以上の空が長くて


〇う~~ん、予想より超えてきたな~自民党
どの政党も選択し難く、せめて自民党過半数越えを阻止したく野党に投票したけれど。。
それにしても大阪の維新は強かった。コロナ対策の吉村府知事のしっかりした対応が印象的
なんだか唯一胸のすく思いだ。

小選挙区で落選しながら比例で上がってくる仕組みがやはりモヤモヤする。
こんな政治家いらんわ、と思うひとが落選し「よし!」と思っていると、比例でちゃっかり治まっている

〇「OLIVE,AGAIN」 エリザベス・ストラウト作
”ひねくれ婆さん”と揶揄されるようなオリーブ・キタリッジの続編を読んでいる。
読み終わるのがもったいなくて少しずつ読む。一話毎の終わりに暫し自分の来し方を蘇らせてみる時間を得る。
あぁ、過去、オリーブ同様の心模様であることがなんと多いことか・・。

〇美術館の「予約」対応につまずく。
「観たい」ときに観る、が基本。きょうはこういうのが観たい気分だなと感じたときに観たい展示会に出かけたい。
日時を指定されると気分が削がれる感じ・・・なんだかそれは違うとずっと思っている。

〇春坊(猫14才)が下痢を自らの治癒力で治せるようになった
健康児だった仔だが、年老いてから不具合が少し出てきて時々下痢を発症していた。
その都度、乳酸菌サプリを飲ませていたが、いつの間にか腸の状態が修正されたらしい??
サプリを飲ませずとも治っている、素晴らしい乳酸菌!!
(乳酸菌効果再掲

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