日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

落語、持ち帰りました。

2008年07月26日 | 喜怒☆楽
これは志の輔らくごのおもちかえりDVD(3巻セット)

昔からの志の輔ファンである。なのにライブで落語を聞いたことがなかった。TVなどに出演しているとタイプだなァ、とその場では気になりつつ積極的には動かないクールなファンを通した。が、昨年「歓喜の歌」がヒットし映画にもなり俄然志の輔ファンが増えた(え?もしかしてもっと前からこんな人気者だった)そこで生で見てみよう聞いてみようと、チケットをネットで手配したら全然獲れない。8月までの公演は完売している。こうなったら、是が日でも聞いてみたくなる・・で、志の輔サイトへ寄ってみたらDVDを販売していた。購入したのは「歓喜の歌」「ガラガラ」「メルシーひな祭り」の”おもちかえり3巻セット”

場所はパルコ劇場ということもありセットが粋に設えてある。といっても板張りの台座にカラー座布団が一枚あるだけ。潔く超シンプルなところがこの人らしい。
まず、演目に入る前に世間話を辛口でチクリと刺す。これがかなり効く。普段、何気にスーっと通り過ぎていた部分を反省と共に思い返したり、「そうだよな」と共感したりする。そしてアっという間に本題に入っている手際の良さ。「え?なんか聞き逃したのかな?」とリピートしてみるのだが、やはりいきなりササっと場面展開しているんである。そうなると必然的に画面に集中するしかない。気を逸らせないこの導入部分が上手いなぁ、と思う。

肝心の中身は・・・3巻それぞれ相当面白い
人の繋がりをキーワードに、話は瓢軽にテンポよく弾んでいく。もう、崖っぷちだという展開に差しかかるとどういう話術で乗り越えていくかハラハラワクワクしてくる。程よい毒気もあるので50分飽きさせない。

陰鬱なニュースと不安定な社会情勢の中、今、時代に要請された噺家なのかもしれない。この人の良心全開の作品である。
これを見たらやっぱりライブ体験がしたくなった。


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ゴクゴク飲めた。

2008年07月25日 | 喜怒☆楽
秘峡黒部ビールうまい!
 ビール音痴の私だがこれは「うまい!」が分かった。暑い真夏の最中、湯上りのビール一口(一杯ではない)がキーンと冷たく気持ちよい。
実は、ビールは苦手でこの「キーン」「ピシっ」とくる一口だけを味わうのが目的。だが、ネーミングに誘われて買ってみたこのビールはソフトな味わいでほどほどの刺激がある。いつもの通り一口飲んで置こうとしたら・・・ん、飲みやすい?
と、なんと苦手なビールをゴクゴク飲みほしてしまったんである。(アルコール度はちゃんと5%ある)おぉ、腰に片手を当ててビールをゴクゴク豪快に飲む・・・
アレができたゾ。
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連日、蒸されて・・・

2008年07月15日 | 春坊の、その後
蒸し暑い日が続いて
ボクもいろいろ対策考えてます。。。

はい、コツはお腹廻りを涼しく・・・ですね、ハル殿
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こんなアニメ

2008年07月13日 | 喜怒☆楽
東京オンリーピック 真島理一郎総監督(スキージャンプ・ペアのあの監督)
慌てず正しく読んでいただけたでしょうか?
オンリーピックです。
東京オリンピックのおふざけギャグで、12種の競技をそれぞれの監督が描く。
その中の種目をいくつか・・・
○母親をハンマー投げのように投擲して競う「男子親離れ」
○土俵の中でサムライと叫ぶ発声や美しさを競う「サムライコール」
○10kgの鉄球をカゴに入れる「男子鉄橋玉入れ」・・・・etc

「男子親離れ」のタイトルセンスが気に入ってサイトへ寄ってみた↓
東京オンリーピック










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鰻と父

2008年07月12日 | 喜怒☆楽
偽装で世間を騒がした鰻。
国産は全体の供給量の2割程度しか出回ってないという。ならば高値で購入するしかない。安くて国産・・という鰻が出回っていたら疑うべし。

さて、その鰻と父にまつわる話です。
地方から東京に出てきたばかりの頃、先輩に鰻をご馳走になった。そのお会計の金額を聞いて驚いた。約カツ丼3個分だろうか(当時)「え、なんでこんな鰻がこんなに高いの?」と私は解せなかった。

だって、実家では食べ放題だったのである。時期がやってくると、父手製の鰻が食卓に上る。手製の鰻とは・・・・父が川に仕掛けた罠で鰻を捕獲し、捌いて調理するまでの段階を指す。
仕事をサボり喜々として川から帰って来る父を何度か目撃した。胸までくるゴム長を穿き、鰻をおびき寄せるためのガラス張りの木箱を持ち、意気揚々と大股で歩く姿が懐かしい。帰宅すると早速、鰻を捌く。この段階も調理好きの父には嬉しそうだ。細長い鰻専用のまな板があり、まず頭にグイと1本錐を立てる。そこから素早くグニグニ断末魔の如く動く鰻を容赦なく押さえ込み、頭から尾ひれまで一気に包丁を走らせる。これはダイナミックな技だ
生肝をヒョイと口に運びグビと飲み込む父を、目を点にして見つめる私。ここまでは近所の方も時々眺めに来たりして賑やかだ(生肝を所望する人もいる)捌いた後は炭火で焼く。じっくりじっくり父秘伝のタレで何度か重ね塗りして焼いていく。
そして出来上がりは・・・・まぁ、フツーに美味しかった私は鰻は好物ではなかったがタレが甘辛くとても美味しかったという記憶がある。

そういう経緯もあり、未だにわざわざ高いお金を支払って鰻を食べようという気になれないのである。父秘伝のタレをご飯にかけて食べたいなぁ。




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