日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

地方の映画館のラインアップが凄い。

2020年05月28日 | 喜怒☆楽
都内の近場の映画館が未だ休館解除していないので、地方はどうなっているのか?と、
試しに仙台のTOHOシネマズを検索してみた。
おぉ、営業してました。しかも、なんと凄いラインアップ
特別企画とも言えるような作品群の羅列に驚く。
「ショーシャンクの空に」
「俺たちに明日はない」
「エデンの東」
「ベン・ハー」
「オズの魔法使い」「タワーリング・インフェルノ」・・・などなど。
往年の映画ファンには是非大スクリーンで観たいと思わせるような名作揃いで本当にびっくり。
あぁ、仙台行きたい
一つの作品に1スクリーンを充てて、多作品を放映しているようです。
他にすずちゃんの「一度死んでみた」など3月下旬でプツンと中止の状態になってしまったいくつかの作品も復活。

4月~5月の公開を予定していた新作群はどう割り振られていくのか、気になる。
コメント

雑感 5/28

2020年05月28日 | 喜怒☆楽
学校休校解除されて・・・
全員感染者ゼロなんてあり得ないので、その場合の対処の仕方を誤ると
子どもたちはまた登校できなくなる。
「〇〇県で一人学校感染しました・・二人感染しました」と以前のような報道の有り方では
それによって「休校処置」へと繋がっていってしまう。
これでは再開の道は遥か遠く断たれたも同然ではないのか。
少人数の感染で学校全体の休校はない、という選択を政府が示してくれれば各自治体の教育委員会も相応の
対処ができるのではないか?
子どもたちの重症化はまずないと聞いたことがあるが、その情報を頼りたい。


テレビドラマ収録中止のため、繋ぎで過去の話題作が続々放映されている。
”特集編”と称してカットされたり手を加えたりされている番組もある。
特集という言葉にカモフラージュされそれは作品に失礼だろうという範疇のものもある。
高視聴率で局に貢献した作品は大事に扱うべきであり、基本手を加えてはならないものだと思うのだが
フジの「鍵のかかった部屋」を見ると殊にそう感じる。
大ヒット作品は局の資産。そのままで良いからヒットしたのだから。


昨夜のドキュメンタリー番組より
・・・この記事は削除しました(翌日5/29)・・・・
武漢市のコロナ感染拡大時の詳細な日記を記した若い女性の云々・・と綴りましたが、その人が著名な作家であったことや
中国国内の反応などこの時に得た情報が自身の中で錯綜していることが分かったので消しました。




コメント

ネコメンタリーを見る・・・NHKオンデマンド

2020年05月24日 | 喜怒☆楽
「ネコメンタリー 作家と猫の日常」保坂和志編 NHKオンデマンド/ドキュメンタリー2018年作
作家保坂和志さんとシロとの日常を映す。
保坂さんの作風同様”淡々”とシロとの日常が映し出されていく。
シロは外猫である。
15年間、保坂さんから食事を貰っているのだが一度も体に触れさせた事がないという猫だ。
なので、どんなにシロに愛情をもっていても保坂さんはシロと一緒に暮らせない。
保坂さんのカレンダーにはびっしりとその日に餌を与えた時間と量が克明に記録されている。
シロの健康を気遣う気持ちが切なくなる。暑い夏・寒い冬、台風の日・・保坂さんの心配は尽きない。
そういう心象風景が保坂さんらしい語り口で簡易にしかし深く伝わってくる。
語り口によく合ったシロの映像に優しい愛情が映しこまれている(シロへの洞察力に心打たれる)
シロも保坂さんも私には神々しく映るのでした。

他に
「吉田修一」さんのベンガル種の金太郎とスコティッシュフオールドの銀太郎の個性が愉快。
「養老猛司」さんのおっとり我が道を行くまるも味わい深い(この子はちょっと有名ですね)。
「尾崎将也」さんの6匹の猫たちの個性の際立ちの比較も面白い。
と、傑作揃いです。


時々、NHK版オンデマンドのドキュメント一覧をチェックする。
始めてここを閲覧したときは見たい作品の宝庫で興奮した
「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」もよく見る(松嶋菜々子MC)
取材力が確かで”目から鱗”の事実が浮かび上がってくることもある。
「72時間ドキュメント」の傑作版もここから入る。
コメント

この引きこもりの機会に取り出してみた。

2020年05月23日 | 喜怒☆楽
これまでに購入した雑誌(小説以外の本という括りで)の中でお気に入りを本棚から取りだしてみた。
いずれどこかで”また見たい、読みたいもの”に分類してあったものを。

列挙してみると
「考える人」季刊誌2006年冬号
これは脳科学者である茂木健一郎さんの”恐山探訪記”が興味深かった。
イタコが口寄せで死者を降ろすというイメージばかりが先行してしまう恐山を、この脳科学者は
濃くも薄くもなく風通しのよい語り口で描いてくれていた。やっぱり。一度は行ってみたいな、少し恐々だけど。
(この号の特集は「一九六二年に帰る」ですが)

「散歩の収穫」赤瀬川源平/2010年日本カメラ社
赤瀬川さん特有の思考が存分に愉しめるタイトルそのまんまの写真と軽い文章が掲載されている。
もうね、このセンスに惚れます。こういう傾向の人大好きです。唯一無二の存在(好き嫌いはかなり分かれるでしょうが)

「「夢二のデザイン 和文具と装幀」近代図案コレクション/2009年発行
竹久夢二のデザイン力に惹かれます。女性画のように花やモノさえどこか物憂げな感じで
”ぼーっ”といつのまにか夢二に引っ張られているのです。それが気持ちいい。

他は美術誌がほとんど。
「白洲雅子 十一面観音の旅」2010年別冊太陽 
この聖林寺の十一面観音は近々6月~8月31日まで東博で公開予定ですが(コロナでどうなるか?)
白洲さん激賞のこの観音様、当地では後ろ姿が拝観できず。後ろ姿が是非見たいのです。

「大正期の版画」板橋区立美術館/ 川瀬巴水など傑作揃いです
「李朝の工芸」2002年/日本民芸館
「酒井抱一展」「英一蝶」「浮世絵百華」「小袖」・・・。
と、お気に入りを選別してみるとほとんど和のものが重なってしまった。
今は、読むことよりも眺めていたい気分です。


コメント

見事に言い当ててくれた・・・・同調圧力

2020年05月22日 | 喜怒☆楽
同調圧力
ずっと底にモヤモヤしていた気持ちがこの4文字で随分片付いた気分です(5/21 読売朝刊・社会面)

「コロナに思う」という枠で掲載されていた記事から。(佐藤直樹さん/九州工業大学教授・刑事法学、世間学?)
日本には欧米にない「世間」があるから、罰則がないのに外出自粛や休業要請に従順に応じられてきたという。
この方は「世間=日本人が集団になったときに発生する力学」と定義しているそうだ。
以降、一部をそのまま抜粋して記します。
「そこでは、みんな同じでないといけないという同調圧力がかかり、人々は行動を自主的に規制します。
日本には法律と別の「世間のルール」があるため、罰則のない要請で必要充分なのです」

時に欧米から、彼らから見たら緩い規制で感染者の少なさ死者の少なさを「日本の不思議」として指摘するコメントを目にするが、
こういう部分は彼らから見たら「不思議」の範疇で中々理解できないだろう。
(PCR検査の少なさの厳しい指摘ももちろんしっかりある)
そして、
同調圧力の強さゆえ感染者・医療従事者への差別が生まれる。世間の怖さを意識しそのあり方を考えてみることで
風通しのよい世界に変わっていくはずだと結ばれている。


自身が今、危惧しているのは神奈川県に対する世間の目です。
解除の基準からまだ遠いということで圧力がかかることを恐れている。
中心の都が解除されるためには周りの県も同時に基準を満たさなければいけない、が。
神奈川には出だしから特殊な事情が発生していた(大型客船からの感染)
どうか、圧力をかけないで、圧力を感じないでと切に願う。






コメント