日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

多彩な帽子

2016年11月26日 | お気に入りの人たち2016~
「FREESTYLE」大野智 2008年発行
2008年発行のこの美術本を最近購入した。

嵐アイドルとして多忙な生活時間からよくこれだけ拘ったものを制作できたものだと驚く。

目を見張ったものは「帽子」のデザイン。いくつかをアップしてみる。
upすると→多様な材料を活かしている。材料の配置が見事でびっくり。
 ←凄いこれ。
髪の毛の材質が、金属製のリング?のようなものを繋げたループかな??これ、只者ではないと確信させられた作品。赤い異なる材質の布を素敵に絡ませて結んでいる(貼っている?)センスが奇抜。これ欲しいなぁ。
→この材質も面白い。M・ジャクソンが被りそうな素敵なシャレた帽子。ハットの高さツバの広さなど適度な各部分のバランスが私的にベスト。いいなぁ。

  ←革製?(厚手の布か?)のリボン状にして編み込んであるのかな。 
 →これ愉しい

奔放に解放されて且つ緻密に制作されている。材料の選択も色の使い方も眺めていて愉しくなる。
この帽子のデザイン力に驚嘆します。のめり込んで創作していられる時間が別次元で愉しいんだろうな。
当時、奈良美智氏も帽子のデザイン能力を褒めてましたね。



細密画は苦手な分野なので省略します。
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椰月さんが伝えたかった事

2016年11月26日 | 美術展・本
「明日の食卓」椰月美智子 2016年初版

親から子への痛ましい虐待のニュースが次々報じられている。
今、小中学生の子育て真っ最中の親御さんは他人事ではないと感じられる方も
少なからず居るのではないか。

この本は虐待までの過程の直前をあぶり出し、読む者に他人事ではないヒヤリとした感覚を
具現化した状況を描いている。
思い当たるような家庭の状況を幾例かのせて、その中のどれかに当て嵌まりそうな設定だ。
ラスト、着地点に手を打つ。「手を打つ」って?・・・と思われるかもしれないがこれしか
表現方法が浮かばない。読了後、不安の中から貴重なものを得られると思います。


他「蝶のゆくえ」橋本 治 
この本の短編の中の一つ「ふらんだーすの犬」
発行後12年を経ても、グサリと突き刺さった痛みが未だに溶けないでいる。
親から子への虐待へと辿っていく様が「明日の食卓」とはまた違った切り口
から入っている。事件が報じられると、48ページのこの短編に必ずリンクしてしまう。



久しぶりに本記事UPしてみた。
長期間、本記事も映画記事も読む見るだけでそのままの状態だった。
だが、これらは今読んで欲しかった。


「ジニのパズル」崔実(チェシル)
在日の高校生の少女の心情を淡々と描く。
この「淡々」の中に溢れるほどの少女の感情が読み取れる。
震えるほど素晴らしい伝え方です。
31才の才能に激拍



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テレビドラマについて

2016年11月23日 | 喜怒☆楽
気になるドラマが週に1本あったら愉しい。(1本がミソ)

「世界一難しい恋」が6月に終了してから週一の愉しみが途絶えていた。

高視聴率の「逃げるは恥だが役に立つ」も「校閲ガール」も一度見て役者さんに魅力を

感じなかった。「逃げるは・・・」は脚本は面白いと思うのだが・・。

何か1本欲しいなぁ、とhuluで検索していたら「黒い十人の女」が目に飛び込んできた。

脚本がバカリズム。そうだ、確か番線をしていたなと遡って思い出す。

見る候補には上げていたが深夜帯(23:59~24:54)なので諦めていた番組だ。

これは、かなり面白い!!抜群の脚本、このセンスは私のツボだ

「黒い十人の女」は1961年市川昆監督で公開された映画で、今回バカリズムが

現代版に置き換えて作成したらしい(ほとんど変えているようだが)

9人の愛人をもつドラマプロデユーサー「風松吉」を船越英一郎が好演している。

どうしようもない女たらしなんだけど、それぞれの女たちの間で懸命に愛情を注ぐから憎めない。

愛人たち(水野美紀・成瀬璃子ほか)の吹っ切れた飄々とした独白が秀逸。

殊に水野美紀の演技が愉快だ。

不倫する女たちの本音を潔くさらけだす。淡々と。黒く。

バカリズムの脚本に脱帽です

船越さんもハマリ役で、他の女優さんたちも演技していて面白かったのではないかな。

現在8話まで終了、これは早い時間帯での再放送を望みます。



・・・これ、大野くん、いけたよな。間違いなくすごく面白い大野ワールドが展開されたはず。
(えっーーー、と思われる方がたくさんいるかもですが、彼は仕上げてくる人

バカリズムと大野智で作り上げたドラマを是非見てみたい。





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カット後の18秒

2016年11月21日 | お気に入りの人たち2016~
「世界一難しい恋」メイキング映像を見て。

それは9話のラストシーンのリハーサルの「カット」後に出現していた。

零治が美咲に問われて「夢」を語り、恐る恐るそっと抱きしめたあのシーン。

本番での大野くんの戸惑いと決意と男の哀愁に溢れた感情を湛えた眼差し(う、打たれた!)

対する美咲が零治を理解し受容する優しい眼差しと可愛らしさを含んだ口元(この口元が実に上手い)

↑あの名場面のリハーサルメイキング。「カット」の声がかかった後、すぐに離れるのではなくほんの僅かな静止の瞬間の

静謐で厳かな大野くんの素の表情。その時、巧演で波瑠さんが肩口で涙ぐんでいたことを感じとっていたはず。

その後、そっと波瑠さんから離れる一連の表情の動きにドキりとした。

表情と言ってもほとんど無表情に近いのだけど、哀切感と呼べるような意識的に抑制された感情が伝わってくる。

(大野くんがウルっときた時は片鼻をすするクセがある)波瑠さんのその後の所作も実に綺麗だった

あぁ、このふたりは確かに恋をしていたんだなと思った瞬間であった。

その余韻がいつまでも綺麗に残る。


役柄上の僅かな期間ではあろうが、こんな素敵な恋ができるとは役者冥利に尽きますね。

いろんな場面で、後半二人が並んだショットは本当にしっくりよく似合っていました。


メイキング映像を見てあらためて思い至るのは、素の大野くんの人としての品の良さですね。

トップアイドルとして長年君臨し確かな実績も有していながら、この純朴な眼差しと態度は驚嘆に値する。

クランクアップでの挨拶「・・・・(スタッフに向かって)皆さん優しいから。。気持ちよくお芝居できました。

4か月間本当にお世話になりました。ありがとうございました」に、その人柄の良さが伺われます。



それぞれ超多忙なお二人ですが、SPの朗報を待ってます。

しかし・・・こんな繰り返し見た作品は初体験です。またまた言います、大野智恐るべし。










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陥没事故、その後

2016年11月14日 | 喜怒☆楽
博多の陥没事故、驚きました。
あのとき画像が目に飛び込んで来たときには中国の出来事か?と思ったけれど。

その後の復旧工事の技術が素晴らしかった。
日本の技術者凄いぞ!
(14日、インフラ復旧しました)

なんだか海外に自慢したくなる。
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