日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

この子の瞳

2017年12月30日 | 映画

「メイジの瞳」2012/アメリカ
監督:スコット・マクギー
メイジー:オナタ・アプリール
この子が忘れられない。”素”で演じているかのような自然な可愛さだ。
この子、癒されるような”可憐な色気”があるから驚く。
離婚する不仲な両親の間を行ったり来たりするのだが、そういう心許ない不安定な状態を
のほほんとふんわりと受け入れている。
演出が優れていたのか、女の子の持つ妖精的な雰囲気を良く活かしている。
このふんわりした子をポンと家庭のいざこざの中に置き、そのまま流されるまま素直にそこに居る様は
ある種の感動とも呼べるような感情を起こす。その素直さが柔らかさが眩しい。
全編、メイジのポエムを観ているようで映像に心地よく魅せられた。
(メイジの衣装が可愛い


今年もたくさん観た中で他に印象に残る作品は旧作がほとんど。
「クロワッサンで朝食を」「ゴーンガール」「イミテーションゲーム」
「僕と世界の方程式」「冬冬の夏休み」
「好きにならずにいられない」→これは邦題のダサさに騙されていた、秀作だった。
「「鑑定士と顔のない依頼人」「ロゼッタ」「幸せなひとりぼっち」
「僕たちは天使じゃない」「プライズ」「ダンサー -セルゲイ・ポリーニンー」
etc・・・・
半分近くが再見の作品で気付きの見落としが多くてびっくりする。
旧作の気付きの抜けを提示してくれるのが沢木耕太郎さんの映画コラム。
本当に沢木さんには感謝している。
また、来年も良き映画に出会えますように。
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ドラマ雑記

2017年12月30日 | 喜怒☆楽
2018年1月期~TVドラマの、期待値の高い作品をいくつかチェック。

「anone」あのね ヒューマンドラマ 日テレ 水曜22:00~
脚本:坂元祐二 過去作”カルテット”
主演:広瀬すず 田中裕子 阿部サダオ 瑛太 日野正平 倍賞美津子
素晴らしい脇役陣をズラリ揃えてきてる。
田中裕子さん来たぁ
この女優さんの出演作は何某かの爪痕を必ず残してくれる今回も期待してます。
阿部・日野・倍賞美津子・・・凄い、凄いよ。この人たちがそこに居るだけで”何か不穏なことがおきる”
と思ってしまう。このキャストを充てた方、素晴らしい。
主演の広瀬すずは、今年「三度目の殺人」で「、上手いな」と見直した女優。
シリアスな役柄を非常に上手く演じていて、この子は屈折した役どころで魅せられる女優だなと思う。
広瀬すず、伸びしろが大きい人

「アンナチュラル」 TBS金曜22:00~
出演:石原さとみ(法医解剖医)井浦新 窪田正孝 市川実日子 松重豊
井浦新の昔からのファンである。この人の映画作品「ワンダフルライフ」「かぞくのくに」等
数は多くはないがくっきりと余韻を残す俳優である。独特の深みのある演技をする。
石原、窪田、市川の組み合わせは面白そうな予感がしてならない。

他は・・・・ないかな。
コメディ類は役者の力量がはっきり出るので、今のところ見たいと思わせる作品は見当たらない。

週に1本、待ち望んだドラマがあると愉しくなる。
それが2本あったら愉しさ倍増なんだけど・・・期待してます「anone」「アンナチュラル」
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夢中で一気に見た。

2017年12月13日 | お気に入りの人たち2016~
「THE KILLING キリング」 2007/デンマーク TVドラマ

この作品、デンマークでTV史上最高の視聴率を獲ったという。(アメリカ/リメーク版あるので注意されたし)

”シリーズ1”1巻~10巻(20話)を一気に見た
事件の発端は少女(高校生)が酷い水死体となって発見される、誰が殺した?
一つの事件をじっくり20話まで掘り下げて丁寧に真相を追っていく。
少女の家族、警察署内の事情、刑事たちの私生活、嫌疑をかけられた政治家・秘書らの内実と
どこを切り取っても制作陣が練りに練って挑んでいる。なかだるみがなく終始飽くことがない。

脚本も良く出来ていると思うが、主役にソフィエ・グローベル(ルンド刑事・この時38歳)を起用したことが大きい。
ほぼすっぴんで、ずっと同じ衣装(セーター)でこれだけ引っ張る女優。
全編口まわりの皺も、終始ほつれた髪もリアルにそのまま描かれていて実在の厳しい今を生きている女刑事がそこに居る。
讃えるような美しさではないが、ずっとこの人を追っていたくなる。
上手すぎて演じてる感が全くない。この女優そのものがルンド刑事なのだ(少女の父親役ビャールネ・ヘンリックセンもそう)
飄々とした風情が好きだ。

この作品好評でシリーズ2を(2009年10話)に
       シリーズ3を(2012年10話)に
続編で撮っている。これは年末年始の愉しみにとっておこう。
”1”が良すぎたので続編はどうかな?という不安もあるが期待しておこう。

控えているレンタルビデオが年末までに20本~。深夜の時間帯はビデオ劇場。
12月に入ってから旧作が次々ヒットして毎夜満足で寝入ってます。
この時期、年末年始の長期休暇を控えてTSUTAYAもぽすれんも”スポットレンタル”料金設定工夫してますよ。
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エキシビション見ごたえあり

2017年12月11日 | フィギュアスケート
昨夜(12/10)のフィギュスケートグランプリファイナル後の
エキシビションの演技は各選手ほぼもれなく素晴らしい演技だった。
宮原さん、樋口さんは競技用の曲よりこちらの曲調の方が好きだな。
特に樋口さんの「ハレルヤはかなり良かった・・あらためてダンスの上手い子だなと感じ入る。
15才のアリーナ・ザギトワ(ロシア)・紀平梨花(ジュニア4位)は大器だな。
紀平さんは、まず容姿が整っている、ジャンプ(トリプルアクセル含め)がクリアに跳べる、演技も上手い・・・
となれば宮原さんの次を担うのは彼女か
昨日、初めてこの子の演技を見て真央ちゃんの”次の大器”を目撃したような予感でゾクゾクした。
ザギトワも現在無敵のメドベージェフをオリンピックで超えてくるかもという予感をもたせてくる人。

ソツコワは現時点で一番のお気に入りのスケーター。
完璧といっていいほどの美ボディから繰り出される演技は本当に美しい。
長い手足から表現される曲線の軌跡に品の良い余韻が残る。

ネイサン・チェンは勢いが止まらない。凄い
全て揃えてきてる(ほぼパーフェクトに)。元々、ダンスセンスが抜群にいい人だから
エキシビションで爆発していた

総じて若手の選手たちはダンスの上手い子が増えたなと感じる。

「ペア」と「アイスダンス」はそれぞれ金メダルチームの演技が独創的で目を奪われた。素晴らしい
今回のエキシビションは各選手渾身の演技で最高のショーだった。
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至芸の域・・・和牛のふたり

2017年12月04日 | お気に入りの人たち2016~
昨日(12/03)M1ーグランプリより。
和牛」のファンである(惜しくも「とろサーモン」に敗れてしまったが接戦だった)

残った3組〈和牛・とろサーモン・ミキ)は決勝進出前のネタでどれも爆笑ものだった。
殊に和牛ネタが私は好き
川西さんの独特の”間”に惚れる。そして、しゃべり・身のこなしどれをとってもこれはもう、
至芸の域だ
ぐいぐい川西さんの芸に惹き込まれていく愉しさよ・・この愉しさに酔っちゃうね。


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