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岸井ゆきの・・・参りました。

2023年02月05日 | 映画

「ケイコ目を澄ませて」上映中

(画像は映画.comより)

監督/脚本:三宅 唱  出演 岸井ゆきの 三浦友和

 

耳が聞こえない女性ボクサーのケイコ(岸井ゆきの)の日常を描く。

ジムでの練習風景、職場での仕事(ホテルのメイキング)、自宅での様子(弟と暮らす)、友人らとの交流・・そんな風景が淡々と流れていく。

”耳が聞こえない”を誇張する作りではなく、聞こえないケイコと周りの人々が一見難なく溶け込んでいるように見える。

淡々と流れていく風景の中で、終始表情を抑えた岸井ゆきののケイコの目から目が離せない。

どんな場面でもケイコの目を追ってしまう。目で”聞かなければならない”ケイコの目はいつでも懸命だ。

だが、時折見せる和らいだ笑顔はとびっきり優しい。

岸井ゆきのは完全にケイコを生きていた。ゾクゾクするようないい女優さんです

 

ボクシングの打ち込みの練習風景は凄かった。

シュッシュッと素早い動作を得るためにどれほど練習を積んだのか。小刻みにリズムよく聞こえる打ち合いの音が小気味いい。

加えてボクサーたちの脚さばきのトレーニングの抜群のカッコ良さよ(これ、ダンスの振り付けに使えるのでは?)

 

 

 

 

 

 

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ミニシアターへ行く。

2023年02月02日 | 映画

”アップリンク吉祥寺”は観たい作品の宝庫館だ。。

館内に並ぶ予告ポスターを眺めていると「これも、これも」と鑑賞意欲が沸き上がってくる。

 

しばらくミニシアターは遠ざかっていたが、コロナ状況が収まりつつある今、また”通勤”することになりそうだ。

直近で印象に残る作品は「エンドロールのつづき」ーインドー 映画が大好きな少年の話。

貧しいながらも少年の感性を豊かに育む周辺の大人たち。奔放すぎて阻む者もいるが少年(少年たち)の知恵で

伸び伸びと越えていく。その少年たちの闊達な奔放さが気持ちいい。こんなシーンでほろり泣けてくるなんて・・きっと

間近で見ている子どもちの閉塞感に繋がったのかもしれない。

映像の随所で「スタンド・バイ・ミー」や「シネマパラダイス」を連想してしまう。

子どもに観せたらずっと記憶に残るだろう。

 

明日(2/3)からは「ケイコ目を澄ませて」-岸井ゆきのーが始まる。岸井ゆきのは一通り見ておきたい。

「仕掛人・藤枝梅安」時代ものはあまり見ないけれどこれは出演者たちが気になる。

豊川悦司 菅野美穂(この女優は映画でこそ冴える) 高畑淳子 小林薫 でんでん 六角精児・・と、クセ者揃いです

 

 

 

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