日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

雑感 8/30

2020年08月29日 | 喜怒☆楽
〇安倍首相辞任。
辞任辞任
安倍さんを支持はしていなかった・・・だが、後継の適任者が見当たらないので仕方ないな、と。
候補者の顔ぶれを思い浮かべると暗澹たる思いだ。
日本、これからどこへ向かっていくのか、かなり不安だ。
党員投票有り、となるともしかしたら小泉進次郎がくるのか??いやいや、あの人はまだ早い


〇摩訶不思議な「嵐」のポジションの有り方がやっと分かった・・ような気がする。
セカムズの演技を見て以来、大野智くんに注目してきた。演技以外にも
コンサートのDVD大野ソロ部分を見て歌唱力もダンスも彼だけは一流であることが分かった。
なのに、何故、歌番組でこんなにも目立たない扱いなのだろう?
結成から20年も経つのに、彼のこの長けたスキルをファンしか知らない状態が???
何故、上手い人を中央に持ってこないのか・・・こう考えるのがフツーではないのか。
嵐が”アイドル”という存在だからなんですかね。
今更、と思う方もいらっしゃるかもだが、”アーティスト”が前面にくるのだったら大野智が不動のセンターではないだろうか。
アイドルとしてなら他のメンバーも一人ひとりが個性が際立っているし、見映えもそれなりにいい。だが、
全員に個々にカメラがマイクが向かってしまうと、やはり画面から目が離れてしまうのです(5人のハーモニーはとてもいい)
はっきり言ってしまえば大野以外のメンバーのソロ部分は耳が聴きたくないと言うのです・・声質がね
惜しいと思う。大野智の声質の良さを堪能できないこの状態を本気で惜しむ。


〇新型コロナ感染症について
当初から注意喚起されている三密(密集・密室・密接)さえ個々にしっかり課せれば収束していくと思っている。
半年以上の時を経て、やはりここだな、と感じる。
この三密を早い時期から発信した日本の専門家の優秀さにあらためて目を瞠る
だが、優秀ではあるけれど、言葉の力が不足していたような気がするのです。
加えて”しっかり守らないと危機が加速していくよ”という毅然とした雰囲気が感じられなかった
誠実そうで穏やかな雰囲気の尾身氏・・少々、優しすぎたかな。








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絶妙な配役・・・怪物くん

2020年08月25日 | 喜怒☆楽
「怪物くん」 2010放送
現在、地上波日テレにて放送中(主に土曜か日曜、時間は午後より変則的に放送)

これ、かなり面白いです(大人が見ても)。キャスティングが絶妙!
配役を考えたひとのセンスに脱帽です。
怪物太郎:大野智
ドラキュラ:八嶋智人
オオカミ男:上島竜平
フランケン:チェ・ホンマン
 
・・と、あっちこちから切り貼りしたような顔ぶれが奇跡的(大げさではなく)に絵ずらが見事に映えている。
(画像は大野くんのお顔がはっきり映ったものがなくて残念ですが)

この4人を並べただけで仄かに面白いのに、動き出し喋りだしたら・・・本当に可笑しいのだ。
怪物太郎(大野)の独裁ぶりが痛快だ。「王子=坊っちゃん」なだけに超我がままではあるが屈折感ゼロなので
スコ~~ンとあけっぴろげだ。
大野智はここでお子様用の媚びた演技をしていない。だが、やはり子供たちは大勢視聴しているはずだから
そこも視野にいれている。そのバランス感覚が優れている。とにかく上手いんだな、この人。
この絶妙な演技に引き込まれて録画して気に入った部分を何度も確認している。
細かな微妙な部分は、初放送で子どもだった子たちが10年後に今見て気付くことが多々あるのではないだろうか。
怪物くんの目の中の微妙な感情変化に。

加えて、王子同様に面白いのが八嶋智人のドラキュラ。
”間”のセンスが抜群です。至芸ですね
ドラキュラの怪物くんとの連鎖で生じる間の演技がとても好きです。もうね、ゲラゲラ笑いました。
オオカミ男も同様。竜平さん、がんばりました。

初放送時は全く見ていなかったのだが、数年前にDVDで見て開眼()しました。
そして、今、再び地上波で見て更に面白さが増してくる。


「怪物くん」は映画版もあるが、先に映画の方を見ていたらTV版の方は見ていなかったかも、ですね。
”平凡な市井の中に居る怪物くん”が背景からはみ出し違和感があってこそ面白いと感じる。
先にTV版に辿り着けて本当に良かったと思っている。





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ふたつのドラマより

2020年08月16日 | 喜怒☆楽
昨日は終戦記念日ということで戦争にまつわる番組が多かった。
田中裕子さんが出演しているということで「太陽の子」を観る(主演:柳楽優弥・三浦春馬・有村架純他)
戦時中、京都大学の物理学の関係者が原子爆弾の研究をしていたという背景に絡めて人間模様を描く。
田中裕子の一つ一つの動き・表情に注目する(もうね、大好きなんです昔から)微細な心模様が伝わってくる。
この人の役の解釈と相性がいいのだと思う。
驚いたのは有村架純。綺麗な佇まいの大人顔になっていた
充実したいい仕事を丁寧に積んできた履歴が綺麗にお顔に現れていた。優しさと賢さを秘めた真っ直ぐな演技が良い。
横顔がとても綺麗だなぁ。

「コタキ兄弟と四苦八苦」DVDレンタル(2020/1~3月にテレビ東京放送)
山下敦弘監督を見逃すなんて!!遅ればせながら気付いて良かった。
脚本:野木亜紀子 出演:滝藤賢一 古舘寛治・芳根京子宮藤官九郎
毎回ゲストを呼んで、コタキ兄弟が”レンタルおやじ”として話が展開していく。
上記太字の山下・芳根・クドカンと揃った文字を見て狂喜しました見事に揃っちゃうなんて。
芳根京子は素の芳根という感じでとてもいい風情。”レンタルおやじ”を兄弟セットで貸す一路(イチロ)と二路(ジロ)、
ローカルな喫茶店の従業員さっちゃん(ソツがないが人も良い、しっかりしているが天然でもある)、レンタルの仲介者のクドカン。
加えて毎週変わる多様なゲストたちが織りなす展開は味わい深い。
それを味わい深いと見るか、くだらないと見るかは各自の作品との相性の問題だからなんともいえないが、
自身は妙に魅かれてしまう
「リンダリンダリンダ」の山下監督が好きなら裏切られることはないだろう。


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神経がヒリヒリする・・・竜の道

2020年08月12日 | 喜怒☆楽
またまた「竜の道」です。火曜フジTV21:00~

期待どおりの面白さで、回を追うごとに神経がヒリヒリして最終回まで”直視”できるか?なんて余計な心配してます。
竜一(玉木宏)竜二(高橋一生)の兄弟、復讐相手の霧島社長(遠藤憲一)は持てる力量を存分に発揮できる役どころで
演技にどっぷり浸かれる安心感がある。
竜一の会社スタッフ凄腕ハッカーの奈緒(遠山凛子)、砂川林太郎(今野浩喜)
存在感が濃い。殊に砂川の裏切るであろう時期がいつ?どこで?のハラハラ感が神経に一番触る
今野浩喜、とんでもない個性の役者だ(褒めている)

霧島社長の妻(斉藤由貴)の大人しさが(がゆえに)怖い。屈折した方向違いの感情を秘めているような気がしてならない。
この女優を起用したからには・・・という今後の展開が期待される。
久々に週一、待ち遠しいTVドラマに遭遇した


視聴率が奮わないのは時間帯が早すぎるのでしょうか。
この重ーーいテーマを引っ提げて(家族で)21:00~からはないのかな。
ま、視聴率なんて作品の中身と全く違う評価基準ですから。
良質のものがそのまま反映したり、くだらない作品でも高視聴維持したりと、全く理解不能な数字です。
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まるで”今”を予言・・・20数年前の小説

2020年08月11日 | 喜怒☆楽
「夏の災厄」篠田節子 1998年発行 2020年6月30日7版発行

”20年も前から現代生活の脆さに警鐘を鳴らしていた戦慄のパンデミック・ミステリ”・・と巻末に紹介されている。
小説のなかでは扱うウィルスは「日本脳炎」だが、これをそのまま「新型コロナウィルス」と置き換えて読んでも
なんの違和感もない。ゾクっとするほどの作者の予見力だ。
保健所の仕事の内容、医師・看護師の現場の対応、後手に回る行政の有り方などを
保健センターの若手の男性職員の目を通して奇妙な感染症の発生から収束までを描く。
この感染症は人偽的に作られたのではないか?という疑念をもった青年医師と、行動力抜群のおばちゃん看護師と、
夜間診療受付のクセの強い(?)男性が加わり、途方もないと思わせた疑念を立証していく。
その過程がスリリングで、現在進行形でコロナ感染が拡大している中に身を置いているだけに興味が尽きない。
衆人の不安や恐れ、看護するものの危険、歯がゆい行政、変わりゆく街並みの様子など、まさしく”今”だった。
では結末はどうなっているのか?・・・と読んでる最中ずっとそこが気になっていた。。。。そうか


もう一つ「文芸春秋」9月号より
芥川賞の二作全文掲載だったので購入したら、思わぬ拾い物があった。
目次で「コロナは”衣ばっかりのエビ天”だった」というフリーアナウンサーの赤江珠緒さんの記事のタイトルに目が吸い寄せられた(赤江さんとご主人が感染されていた)
タイトルどおり、赤江さんの思考が、言葉のチョイスが、とても爽快且つ愉快だ。
(有働由美子さんのインタビューの問いかけの上手さもあるのだが)
赤江さんがコロナ感染で入院していたときに得た情報がとても役に立つ。
たとえばコロナにはワクチンがないため他の病気の治療薬を代行薬として使うのだが、
その薬は使える病院と使えない病院があるらしい。なぜか・・コロナは指定感染症に認定されているので、
感染症指定病院で尚且つ感染症協力病院で且つ臨床研究に参加している病院でなければならない。
(4月時点ではこれをクリアできている病院は少なかったようだ)
重症だったご主人はこの代行薬が効かなければ相当危なかったという。
と、他にもいろいろ話してくれているがユーモアに包まれているので笑っては不謹慎だが、赤江さんのファンになりました。


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