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五輪プレゼン・・印象に残ったことば

2013年09月08日 | 喜怒☆楽
 2020東京五輪開催決定!

この世情で五輪招致を素直に喜べない気分もある。
他に優先して廻さなければならない資金が多々ある。
浮かれて被災地を忘れはしないか・・・。

しかし、
最終プレゼンを聞き、あの開催決定の瞬間の人々の歓喜をみると
やはり嬉しくなる。
高円宮妃久子さまの毅然としながらも鷹揚な雰囲気で発せられるスピーチ
を聞いていて、宮様を有する日本に誇りさえ感じてしまった(これは
意外な心境だった)自然な気品と”立派さ”に撃たれた感がある。
震災当時のIOCからの配慮へのお礼を述べられていた。

最終プレゼンで効果的だったと思われるのは、フェシングの太田選手の
アスリート目線での明快な説明だ。殊に視野的に効いたのは、ロンドン五輪後の
銀座パレードで群集が押し寄せ熱狂の渦で選手を迎えた画像だ。あの画像は
国民がどれほどオリンピックを崇めているか一目瞭然だ。

滝川クリスティルさんの「お・も・て・な・し」もかなり効いたのではないか。
あの美貌で爽やかに「おもてなし」の後、合掌のポーズは魅せられた。

総じて、どの人も上手かった。
臆せず、堂々としていて安心して聞いていられた。
首相も滑らかで(滑らか過ぎると大丈夫?と怖くなるけれど)ソツがなかった。
初めてこの首相の口の滑らかさに期待を抱いた。

どうしても気持ちに突き刺さり憂慮するのは・・・・
1964年の東京五輪後の高度経済成長時の狂騒はもう望みません。
再びの栄華や金メダルの数の固執よりも、節度ある賢い発展を願います。
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