冒頭、その音の正体を明かすと火災報知器の電池切れ警告音です。
この警告音、電子機器とは全くかけ離れた音質なので初めて聞く人は「これだ!」とまず気が付かないのでは?
部屋のどこかから?キュっキュっと音がしていた(水道栓をきつく締めたときの音そっくり)
始め気にならないような音だったが、定期的(45秒に一回)に聞こえてきて止まらない。
ひとどおり現場らしき箇所を探して見たが原因となるモノがどう探しても出てこない。
それで一晩放置して様子を見る。
やっぱり鳴っている。私はもう耳が馴染んでしまっているが、耳の敏い猫にはストレス過多になる。
(実際、その晩は落ち着きなくあちこちウロウロし不満を訴えていた)
スマホで調べてみると・・・意外に「キュッキュッと室内で音がする」の問いが結構多かった。
天井にネズミとか何かの虫、水道管が原因などいろいろ書き込みがあって、やっとこれぞと思われる回答を見つける
”火災報知器の電池は備え付けてから約10年で寿命を迎え警告音を発する”と。
この10年という寿命の長さが不味かった。目に触れても全く空気のような存在感の喪失に至ってしまっていた。
加えて電子機器にあるまじき警告音のミスマッチ。誰がキュキュッの音で火災報知器に辿りつくのか。
そして不思議なことに天井近くに備え付けられているのに音が”下”で聞こえてくるのです