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日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

高橋くん・真央ちゃんオーラが凄い

2010年04月10日 | フィギュアスケート
STARS ON ICE
ジャパンツァー東京
を昨日観戦。

荒川静香・本田武・ジェフリー・バトル・・・過去のメダリストたちに加えて
今季日本の氷上スター勢揃いです

今、高橋くんのオーラが凄い
登場してきただけでキラキラと彼の廻りが煌いている感じ。
立ち姿だけでこのオーラなのだから動いたら凄いことになる
「道」のあの躓いたような出だしの演技から完全に場内は彼に取り込まれて
しまった。滑るごとに、回転ごとに、彼の詩情の世界へ気持ちよく誘われる。
・・・この間だけ、地上から浮き上がってしまったような不思議な体感だった。

これまでの(狭い範囲ですが)私贔屓の選手たちのリストには
ミシェル・クワン、ステファン・ランビエール、小塚崇、荒川静香、
ゾルコビー(ドイツペア)、キム・ヨナ、テッサ・バーチュ(カナダアイスダンス)
と美しいスケーティングをする選手たちが名を連ねていた。
しなやかな体の動き・華麗な演技に関心が向かいがちな傾向がある。
しかし、どういうわけか世界が認める実力・実績のある高橋くんと真央ちゃんの
スケーティングは自己リストからは外れていた。
もちろん、二人の各競技会での滑りを観戦しては「素晴らしい」と
感嘆してはいたのだが・・・。そこに昨日、新たに高橋くんが加わった。

この日の高橋くんは特別のオーラを身に纏っていた。
オリンピックで世界選手権で、世界の人々に自身の技の全てを伝えることができた
とう充実感からくるのか。
真摯な闘いの後から昨日までの適度な余韻の頃合と、競技ではないステージでの
余裕。この相乗効果が相まってのオーラなのかも知れない。
もしかしたら、きっと・・・彼の最高のスケーティングがこの日観られたのではないだろうか。
終了後の場内の感極まったようなどよめきと拍手はそれを物語る。
その人の一番輝いた瞬間を観た想いだ。
真央ちゃんもそんな同様のオーラを身に着けていた。
雲の上の妖精、舞い降りるって感じです(大げさではなく)

やはり・・・凄いんだなオリンピックって。と改めて感じ入る。

小塚くんの”ギターコンチェルト”もただ、ただ美しくて、気がつくと
少女のように祈るように顎の下で手を組んで観ていた

オリンピック・世界選手権では残念ながら不発に終わってしまった織田くんの
フリー演目は、ショーの滑りではさすがの上手さでした

そして、オリンピックでアイスダンス金を獲得したテッサ・バーチュ/スコット・モイヤー組。
バーチュが出てくるとその美しさに会場のあちこちからため息が・・。
なんて綺麗なんだぁ
氷上の無機質な白さの上に、白いコスチュ-ム、透き通るような白い肌、
可憐なマスク、とまるで絵画から飛び出してきたようだ。
そしてクラシックダンサーのような優雅な滑り。一瞬にして彼女の虜になる。
情感に溢れ、ヨナさんとはまた違った風情で肩を使う。
締まって真っ白な肩甲骨が情を伝えてくる。
画像はオリンピック時点での演技です↓




安藤さんも、鈴木さんもかなり良かった

TVでは11日(日)テレビ東京19:54~この日の録画が放送されます。
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