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日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

フランス杯雑感・・スケートGPシリーズ

2018年11月25日 | フィギュアスケート
GPシリーズ最終戦フランス杯。
男子/ネイサン・チェン、女子/紀平梨花さん優勝。
(男女とも得点は低めでした)

この大会で印象に残った選手は筆頭に2位のジェイソン・ブラウンのSPの演技。
”完璧”と評してもいいような出来だった。
彼は4回転を跳ばないので点数は期待より高く出ないのだが、演技に魅了される。
ジャンプもスピンもステップも全て綺麗だ。
もしかしたら・・・この時のジェイソンの演技は、これまで見てきた男子フィギュアの歴史の中で
自分的には最高だったのではないか?と自問してみた。
(小塚くん、P・チェンなどなど瞬時に端正に滑っていた選手を思い浮かべながら)
ずっと観ていたいと思わせる

次に紀平梨花さん(16才)
この人の演技には”格調”を感じる。(演技に格調を感じた選手は初かな)
スケーターとして非の打ちどころのない見事なバランスの良いボディがこの人の特徴かなと思っている。
なので、抜群の技量との相乗効果で観る人の目に品を感じさせてくれる。動作一つひとつに目を奪われる。
期待したい。

ちなみにロシアの若い選手は短期間に体型がずいぶん変化してくる。そしてアメリカのほとんどの選手は
”腿”が太くなる。(腿が太くなるのは練習方法も一因なのかな)やはり腿が太すぎるのは見た目の
綺麗な演技からは遠くなる。では、筋力を保ったまま腿はすらりと鍛えられるのか?
例えば、昔の日本のバレリーナは腿が太かった。練習方法を見直した結果、腿の筋力を落とさずに
腿はすっきり整えて踊れるダンサーが今は多いのだということを聞いたことがある。
これはフィギュアスケートにも有効か?

話が横にズれてしまった・・。
三原さん(2位)の演技は見ていて気持ちが良い。柔らかくて優しい。
採点とは無縁のところでずっと見ていたい滑りだ

ネイサン・チェンは調子はあまり良くなかったようだ。
アメリカ大会は抜群に良かったのだが。

本田さんは演技に媚びを感じてしまう。
今季は少し変わってしまったな

女子のファイナル出場はロシアと日本各3人ずつとなる(宮原・紀平・坂本)
その中にメドベージェワが居ないのはやはり寂しい。

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2位健闘、山下真湖

2018年10月29日 | フィギュアスケート
フィギュアスケート「カナダ大会」
山下真湖さん(15才)がなんと、なんと2位と大健闘
(私、この日まで山下さんを知らなくてSPはパスしてしまっていた

フリー、伸び伸びと初々しい演技だった〈蝶々夫人)
その前のメドベージェワとトゥクタミシュワの迫力ある演技の後で、”弱い”かなと
危惧していたら・・・とんでもなかった。無欲の勝利とでも言おうか。
これまでいろんな一流選手が演じてきた「蝶々夫人」の中で彼女の表現が一番好きだな。
山下さんの蝶々夫人は。可憐な佇まいで観衆の目を惹きつけた。
(演技終了後はカナダの観衆もスタンディングオベーションで称えていた)
曲が終わり、快心の演技に軽くフワっとこぶしを胸に置き慎ましく微笑む山下真湖の表情に
私は(恐らく目の前にいた観衆も)キュンと胸が熱くなった。
初陣での華麗な演技、貴重な一コマでした

メドベージェワはフリーはほぼ完璧に仕上げてきた。
なんだか力瘤を感じる演技で「さすが・・・」以外コメントの言葉が出てこない。
SPでまさかの失敗がありSP7位からの巻き返しを図るため力が入るのは否めないが・・
「タンゴ」以外の演技で彼女を見たかった。

トゥクタミシュワはからの過程を経てちょっと彼女から発せられるオーラが変わったかなと
感じる。しなやかに落ち着いて、その雰囲気がフリーの演技によく馴染んでいた。安定の上手さだった。
トゥクタミシュワ復活でまたまたロシア勢が面白くなってきた

宇野くんは曲も振付も好きだな(SP/フリー共に)
今期は凛々しい雰囲気を纏っている それが良き方向に向かう事を願っている。
この人の演技はやはり惹きこまれる。

出てきましたね、韓国男子の”星”が、やっと。チェ・ジュナン
これまで韓国男子で特出した人材がいなかったがついに出ました大砲となり得る17歳が。
羽生くんを彷彿とさせるプロポーションの良さ。長い手足から繰り出される演技は優雅だ。
これにジャンプが確実に付いてくると怖い存在に育ってくるのではないでしょうか。

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フィギュア・グランプリシリーズ始まる

2018年10月22日 | フィギュアスケート
2018グランプリシリーズ「アメリカ大会」
男子はショート・フリーが終了し、やはりネイサン・チェンがトップの結果だった。
(日本男子出場なし)

素晴らしい、完成されている(今期無敵かも・・・)
高度なジャンプの出来に加えて演技(ダンス)に磨きがかかりずっと途切れなく魅せられる。
そして、プロポーションの良さはほぼ完璧。縦・横のバランス・細マッチョな筋肉・スッとしたしなやかな姿勢、
それらの景色の良いプロポーションから繰り出される隙のない演技は私にとって”ギフト”だった。
衣装もとても大事。良きプロポーションをシンプルに活かす衣装で、よりチェンの特筆すべき美点を活かしていた。
この人はどこまで登り詰めるのだろう。とても楽しみな選手だ

女子は宮原さん、好調な滑り出しでトップ(SP)
本田さんは・・・う~ん、ほぼ目立った失敗もなく満面の笑顔で終えた本田さんだったが、ちょっと引っかかる。
技術的な事以外の表出が(表情だったり手先の動きだったり)過剰なような気がするのです。こういう部分は
好き嫌いが分かれるところ。なんだか今期は気になってしまう。

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オーサー・コーチに集結

2018年06月08日 | フィギュアスケート
フィギュアスケートの
羽生くんのコーチ(ブライアン・オーサー)の元へ各国のトップアスリートが次々と集まっているという。
(朝日夕刊より)

メドベージェワ(ロシア)の報は早かったが、
その後、金博洋(中国)
ジェーソン・ブラウン(アメリカ)も加わった。

この布陣は・・・強くなるなぁ。
殊にジェイソン・ブラウンは怖い相手になりそうだ。
この人の演技を見て「ジャンプが、4回転が跳べれば無敵だな」と思っていたので尚更だ。

ジェイソン・ブラウンのスケート”技術”云々ではなく、この人のダンス表現がとても好きだ。
4回転こそ跳べないが(現在)、惚れ惚れするようなダンスセンスの持ち主なので
そこを損なうことなく新コーチと上手くかみ合っていってくれることを願う。
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樋口さん、まさかまさかの栄光

2018年03月24日 | フィギュアスケート
フィギュアスケート「世界選手権」2018/3
えっ、ええっ----の結末だった
樋口新葉さん銀メダル・宮原智子さん銅メダル。

オリンピック直後の世界選手権は波乱が起きることは予測していたが・・。
まさかこんな表彰台の景色は予想外だった。
オリンピック出場選手はピークをオリンピックにもってきているので、世界選手権では思いどおりの
結果を残しにくい。
あのザギトワが転倒し、コストナーはSP好調ながらフリーで転倒、そして宮原さんも転倒。
(元気を維持していたのはオズモンドだけ。メドベージェワは欠場)
そんな中、樋口さんのフリーはほぼ完ぺきで来ていた!
降って湧いたような銀メダルタイトルである(SP8位、フリー145.01)
宮原さんとは僅か0.82差である(宮原さんのフリー135.72は採点が辛すぎるかな)
表彰台に上った二人をあらためて眺めて見れば・・・やはり宮原さんの不運(?)を思う。

オリンピックでは高レベルの激戦の中4位と健闘しているが、オリンピックはメダル至上主義のような雰囲気が
歴然とあるのでメダルなしでは後世に名は残りずらい。
世界選手権では3位と好成績ではあるが2位という上の位置に樋口さんの名前が燦然と輝く。

樋口さんの健闘を称えるべきところだが、
その前に、事の成り行きの予想外の結末に戸惑っている。
オリンピック出場から外された後の彼女からここまでの道のりとその結末のストーリー。
今季(2017~2018)という括りで言えば、タイトルではっきり名を残したのは樋口さんということになる。
(スポーツの世界はタイトルが先行するので、あの時は・・という詳細は忘れられてしまう)
宮原さんと樋口さん。この1月から3月までの短期間の二人の対比で、人生とは予測不能であり山があり谷があり云々、
という物語を凝縮して見た思いがする。
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