吹雪く山２

・・・1からのつづき。

登山当日。朝風呂で露天風呂に入ったら、
雪が降っていた
昼頃には止むという天気予報を信じて、
行けるところまで行くことにした。
しかし、やはり山の天気は下界の予報通りに行かないね。

部屋で軽く朝食をとり出発



↑外に出てビックリ！昨夜のホテル前の風景と違う！
一面雪で真っ白になっていた



↑前日に下見で歩いた道もすっかり雪で覆われてフカフカ。
木々にも雪が積もってとっても綺麗
こういう景色が見たかったんだなぁ



↑樹林帯を30～40分ほど歩くと牧草地に出た。
ここで雪が深くなったのでスノーシューを履く。
樹林帯にいるとあまり分からなかったんだけど、
吹雪いている
そして周りの景色が見えない・・・



↑かろうじて先行者のトレースが残っていたので追うが、
所々なくなっていて先に進むのが難しい。



↑ちょっと前の人と離れると見えにくくなってくる。



↑夏道に沿っているようだけど、
これ以上は風も雪も強くなってきて道があやういので、
途中で引き返すことにした。



↑引き返すも、吹雪でどんどん行きのトレースが埋まっていく。
雪景色も綺麗なんだけどねぇ。。
でも、天気が荒れると雪山は怖い・・・



↑昼近くになってきたら薄日がさしてきた
恨めしい思いで見上げるが、
相変わらず風雪強く、天気がこれ以上よくなる気配はない。



↑夏道に沿って歩いていると赤テープが出てくると、
この道で合っているんだぁとほっとする

ついに、牧草地に出た辺りでトレースが消えた
牧草地に点在する木々の密集する所を目指して進む。
一瞬ホワイトアウトになったりとちょっとビビりながら、
慎重に、皆であっちかなこっちかなと相談しながら下山する。
少し下ると視界もちょっと良くなり、樹林帯が見えてきた。
牧草地の柵にぶつかり、それ沿っていくと下山口を発見！
大袈裟だけど助かったぁという気分
冷静に考えると、夏道をそのまま直進したら、
この下山口に出たらしいことが分かる。
もうちょっと下調べをするべきだったなと反省



↑樹林帯に入ってから昼食
湯を沸かして温かい物を食べて元気復活！
ホテルに戻り温泉に入らせてもらってから、
上田駅から帰京。

宿も温泉もとっても良かったので、
今度は雪解けの頃にでもリベンジしようと思う