心理療法室の娘であるヒロインは過去の家族旅行で乗用車が事故に遭い
母は意識不明のまま、父は足に障害が残り、妹は顔にやけどを負った。
そんな折に彼女は、年の近い男子学生と知り合うが
彼の母もまた心神喪失状態であると知る。
やがて意識を取り戻したヒロインの母が家に帰ってくるが
彼女は母に違和感を持つ…というあらすじ。
「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品だというのと、
監督が人形蒐集家片岡佐吉さんの息子だとネットで知って
興味を持って見に行きました。
今年閉館された「マリアの心臓」のオーナーです。
邦画のホラー・サスペンスが好きな人におすすめ。
あと、うさぎがとてもかわいい。
ラストまでばれ
終盤でジャンルが変わって、バーンとタイトルが出て
なるほどー!!!ってなって気持ち良かったです。
(ラストは分かったけど、タイトルに連動するとは思ってなかった!)
途中で計画的にジャンルが変わる作品は結構好きですけど、
この作品はサイコサスペンスからオカルトホラーに変わった時点で
自分の中のリアリティレベルのギアを変えないといけなくて
それができずにある程度現実に沿った話だと思ったままラストまで見た人は
ブチギレそうな気もする。