幽体離脱体質の父と息子の肉体を狙って死霊達がどしどし家に押しかけてくる、
シリーズ第二弾です。
前回出てきたカメラパフォーマンスの激しい悪魔は
さっくりリストラされていなかった扱いされており
それは大変よかったと思いました。
死霊ものなのに悪魔が出てくるっていうのは、
パスタとラーメンが同時に出てくるランチのようなもので
どっちも冷めやすいうえにダブル炭水化物であまり有り難くないんですよ…。
さて今回は、
インシディアスビギニング・バック・トゥー・ザ・フューチャーちょっとシャイニング
という内容の意欲作で、前作の何倍も面白かったです!
(内容のリンクが多いので1は見ておいたほうがよい)
内容ばれ
殺人鬼の家に行って死体を見つけたりとか、
降霊会をやって霊が質問に答えたりとか、あのあたりすごくいいです!
前作で死んだエリーズが相変わらずの大活躍をします。
もうこれ日本だったら神になって神社に祭られてるレベル。
それに引き換えランバートの家の人は初めてのことでもあるまいに
またいちいち心霊現象にヒャーって驚いて段取りが悪い。
理解しかねるのは、もう何度も赤ちゃんが怪奇現象に巻き込まれているのに
それでも赤ちゃんを1人で寝かせるのが謎です。
欧米の人は赤ちゃんと一緒の部屋にいると爆発でもするのか…?
エリーズのちょっぴり頼りない助手、スペックとタッカーですが
(スペックを演じているのは本作脚本家のリー・ワネル。なんという倹約)
ボスのエリーズを失って成長したか?と思わせて、
やっぱり彼女がいないと駄目なんだ系でした。
しかしランバート家の音声を2人で車の中で聞いていたとき、
スペックがタッカーの太ももに手を置いて、
その手をタッカーがじっと見ていたシーンは何を意味するんだろう。
気になる気になる!
怪奇オタク男2人+霊能者の霊のチームのシリーズになるのか、
それとも女装おじいの霊VS霊能おばあの霊のシリーズになるのかどっちでしょうね。