高いところから飛び降りるので有名なゲームシリーズの映画化です。
マイケル・ファスベンダー主演。
囚人の主人公は死刑により命を落としたかと思われたが
謎の施設で目覚める。
謎の医師の説明によると、彼の祖先はアサシン教団という秘密結社の一員で、
エデンの果実という秘宝のゆくえを知る人物なのだという。
その施設にはDNAを辿って、先祖の記憶を共有する装置があり、
主人公は強制的にその装置にかけられる。
そして彼は先祖の記憶を辿ると同時に、己の出自とも向き合うというあらすじ。
テンプル教団という結社は、人間の暴力衝動とその原因となる自由意思を恐れ、
コントロールを目論み、
対立するアサシン教団は人間の自由意思を何よりも尊ぶ組織です。
彼等はずっとずっと長い年月争い続けています。
最初の過去返りで、アサシンの皆さんが変な武器をそれぞれ構えるところ
格好良かった。
あとファスベンダーさんでエンタメを撮る時は、
半裸にして痛めつけて泣かせないといけないハリウッド秘密法があるんだと思います。
内容ばれ
高いところからジャンプする映像、気分いいです。
アサシンの末裔の皆さん、多くが犯罪者だそうで、
それは微妙にやばい理屈のような気もしますが気にしない事にします。
生き残ったアジア系の女性のアサシン、
動作がシャープでどなただろうって思ったんですが分からず。残念。
(追記:ツイッターで知りましたがMichelle H. Linさんという方のようです)
テンプル騎士団が言っていた、
宗教や政治や消費で人間の意志を削いできたっていう言葉、
消費が入っているのが面白こわいですね。フフ。
ゲーム未プレイなので調べたら、アサシンの皆さんは
「かつて来たりし者」という種族と人間との交配種で、
それで身体能力が高いのだそうです。彼等は神ではない事は確定していて
ということは、宇宙人?SF…?
あとゲームではあのDNAで先祖の記憶を追体験する装置アニムスは
横たわってヘッドセット装着、みたいな形式なのに、
映画版は金のかかった人間ブンドドみたいなおもろいことになってたのは
やっぱり映画的な見栄え重視なのかな…?
でもちょっと一人大暴れするファスさんをじっと見守っていた人の中には
笑いをこらえていた人もいたと思う。
微妙に続編を匂わせて終わりました。