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映画の豆

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「アマチュア」

2025年04月14日 | サスペンス映画

また妻または彼女または娘を殺されたエージェントがキメキメ復讐するやつかよ!?1万本目指してんのか!?というブーイングをおそれたのかどうなのか知りませんが少し変化球の復讐話。
テクノロジーで後方支援するCIAの職員が妻を殺され、不得意な実務ではなくサイバー技術で犯人を追い詰めていく…というあらすじ。

40年ほど昔の同タイトル小説が原作。2度目の映画化だそうです。おそらく内容は全然ちがうんでしょうけどね。

げろがあります。

ラストまでばれ(ちくちく気味)

オタクに優しいギャルじゃないけど、ナードに優しいエージェントや暗殺者やテロリストが出てくる。
ローレンス・フィッシュバーンも、マイケル・スタールバーグも、ジョン・バーンサルも、なんであんな主人公に親切にしてやるの?元KGB夫の妻も。おかしいでしょ。

どうでもいいですが、接点がないローレンス・フィッシュバーンとマイケル・スタールバーグが全く同じように、弾の装填された銃を渡して「自分を撃て」と言ってきたら、
・2人は同じフィクションに影響されている
・2人には接点がある、または同じ教育を受けている
・ここは現実ではなく自分の妄想世界である、または雑な脚本の仮想現実である
っていう可能性を考えるけどな私は…。

それと主人公が人を殺せないのは、気が小さいとか優しいとかそういう理由じゃなくて単なる恐怖症的なものだと思います。でないと巻き添えを考慮せずに高層プールを破壊したり、バーのトイレを爆破したり、情報を吐いたテロリストを爆殺したりできないでしょ…。あと100%自分のせいで死んだインクワラインのこと完璧に忘却しているところから、心が優しいという線は絶対にない。
(夫への贖罪とか、孤独に耐えられなかったとか、あるのかもだけど死んだのは主人公のせいじゃん)
インクワライン、「宿主に害を及ぼさない共生生物」という意味なんだね。
緊急脱出ルートがすごくて面白かった。あれ他人の土地を幾つか経由してたのにどうして追跡されたんだろう。登録から足がついて、車を見張られてたのかな?

「人との生活は音とリズムの連続よ」とか、あの辺のセリフは良かったな。



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