三部作のラストです。
2019年、子守をしていた真面目な学生のコーリーはハロウィンの夜、
不幸な事故を経験する。
そして惨劇のあとローリーは家を買い、孫娘と静かに暮らしていた…というあらすじ。
三部作の最後に新規路線投入してどうすんの!?と思ったが、
まあその、あれだった。
なんか突然街の人々がクズ化して、
20世紀のキングの最悪の田舎ホラーみたいになり、
もういい、 全員死ねという気持ちになりました。
ラストまでばれ
クズは従犯も含めおおむね死んだ。 クズじゃない人も誤射で死んだ。
「美人罪で逮捕」とか言ってた警官は、 発言寒すぎ罪で死んだ
(よくあんな寒い台詞が思いつけるものだ)。
恐怖に歪んだ人々の憎悪が、 新たなる怪物を生み出す路線…と思ったら違った。
前座部分、べつに悪くはないかもだけど、
むしろハロウィンじゃないほうが良かったんじゃない?
この三部作、マイケルが人間じゃないとかやっぱり人間だとかフワフワが過ぎたので、
せめて前後編くらいに収めておいたほうがよかった気もする。
でも体格差というデカすぎるハンデをものともせずローリーは健闘した。
一瞬過去作走馬灯があって、懐かしくてキャプチャしたかった。
日本へ、桜を見に来れるといいですね。
ジェイミー・リー・カーティスさんは先日「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で
アカデミー助演女優賞を受賞しておられたが(おめでとうございます)、
スピーチで、キャリア初期から仕事をしてきた、ホラーなどのジャンルムービーの作り手たちに
感謝なさっていたので、キャー!推せる!と思いました。
演技を認められた役者さんは、
低予算、低年齢向け、マニアックな作品からなるべく離れようとする傾向があるので嬉しい。
さらばマイケル、せっかく有終の美を飾ったんだから、もう復活するんじゃないぞ。
(でも諸般の事情によりまた出戻る場合は、実はアリソンが妊娠しており
邪悪な魂が蘇る!てきなやつなんでしょうね)
みんな、因習の町は捨てて都会で就職しような。