日本に勤務するスウェーデンの女性が、
独特の雰囲気を持つ日本人男性と恋をするが、
やがて英国人女性と三角関係になり、
彼女が殺されたため容疑者となる、というサスペンス。
原作者のかたは日本に住んだ経験もあるらしい。
ヒロインをアリシア・ヴィキャンデル、
セクシーな日本人男性を小林直己が演じる。
ヒロインは考えていることをあまり口に出さない日本人女性っぽい感じのひと。
開始20分ほどで、蕎麦、地震、和室、盆栽、と畳み掛けてきたので、
なるほど日本ロマンものなのだなと思った。
三角関係のもう1人の女性ライリー・キーオは天然魔性系で、
ヒロインに対してもアタックしているようなそぶりを見せ
ヒロインは段々幻覚を見るようになってきて
んんんん?うーん?という終わり方。
犯人ばれ
現代版エキゾチック青髭。
外国人女性から見たセクシーな日本人男性像をなんとなく理解した。
「日本人男性なのに昔が高い(からステキ)」というセリフがあったけど
まず身長。高ければ高いだけいい。
それから東洋っぽい、感情の表れにくい顔立ち。
小林直己さんは条件にばっちり合致するので、
これからどんどん海外進出なさってほしい。
身体能力の高さは 「HiGH&LOW」のアクションシーンを使って
プロモーションすればいいと思う。
ベッドシーンもなんとなく日本ぽかった。
色彩もそう。ただ、あの色は女優さんがあんまり綺麗に映らないような気がする。
しかし3人で旅行に行って1人が体調を悪くして気を失ったのに、
道端に寝かせて置手紙して、残りの2人で観光に行くってどう考えても鬼の所業だな。
謝ったから許すとかそういう問題ではない(それともあそこは幻想なん?)
ヒロインは死を呼び込みすぎるので、消極的な殺し屋になってみたらどうだろう。
階段落ちのンーン、こわかった。階段にワックスってかける…?
うちたぶん70年とか80年とかかけてない…
それでも3回くらい落ちてます(死んでない)。
アリシア・ヴィキャンデルさんの日本語はとても上手かった!
元々話せる人ではない俳優さんが日本語を話す映画の中ではダントツで上手いと思う。
きっとものすごく勉強なさったか、語学の才能が秀でておられるのだろう。