映画の豆

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「映画 刀剣乱舞」

2019年01月21日 | ファンタジー映画

ゲームプレイ時間ゼロ、知識はジャンルの人に時々話を聞く程度、
でも小林靖子さん脚本だし、ちょいと履修するいい機会だな!
と思って見てきました。

皆殺しじゃないほうの靖子さんの脚本で、
葛藤があり、戦闘があり、謎が明かされてバシッと終わる、
バランスのいいお話でした。
ジャンルのかたにもおおむね高評価のようです。
ちょっとした歴史ミステリの趣向もあり、
「えっ?刀剣乱舞ってこういう感じ?すごく面白い?
(章ごとに仕掛けがある?)」
とはしゃいでいたら、
ジャンルのかたが「ちがいます」とおっしゃったので解散した。
登場人物8人が見合分けられるようになったし、
どの人も好印象だったので、ジャンル体験版に最適だと思います。
ちなみに今回の題材は信長と本能寺。

オチばれ

三日月さんというかた、もっと声の高い中性的な人を想像していました。
めっさ男らしい声で、言葉遣いも男らしい。ギャップがありました。
彼を中心に話が進むので、まあ彼の事を好きになりますよね。

歴史の事実を繋ぎ合わせて、別のストーリーを構築するあたりは
鯨統一郎さんの歴史ミステリを思い出しました。
シリーズで色々見たい!
ちなみにああいう、終盤で腑に落ちてしかも熱いという展開が好きで
今回がファースト小林靖子さんというかたには、
ニチアサの戦隊もの「侍戦隊シンケンジャー」
をおすすめします。大の大人が膝から崩れ落ちる見事な終盤!

たぶんこれは交代劇の話で
現さにわがおじいちゃんだから、次のひとは女児だな…
というのは最初に何となく分かった。
靖子さんはそのあたり心得ていて絶対はずさない人だから。
最後女児がとてつもないパワーで障壁を元の状態に戻して
本丸のテリトリーを拡大、侵入者は消し炭になるんだろうな…
と思ってたら、刀剣たちが自力で頑張ったので偉いと思った。

ラストでにこにこしました。
人の死ぬ映画ばかり見ているので、こんなにほっこりしたのは
久しぶりです。

映画泥棒の刀剣男子バージョンが撮り下ろされていて
なかなか贅沢でした。



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